コントラクトMRについて詳しい方、色々と教えて欲しいです。普通の製薬会社勤務のMRとの違いやメリット、デメリットなどまとめて欲しいです。
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コントラクトMRについて詳しく教えて下さい。58view
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★コントラクトMRとは
コントラクトMRとはCSO(Contract Sales Organization)と呼ばれるMR派遣を行う会社から派遣されるMRのことで、各製薬企業で社員としてMR活動を行います。勤務地の限定が容易であることなどからここ数年で一気にコントラクトMRの認知度は高まりました。経験者の登録も非常に多いのが特徴です。女性MRの結婚、出産に対応した働き方のニーズと相まって今後伸びていく業態でしょう。
また製薬企業側としても、既にある程度研修を積んでいるMRを雇える利点があるため、全体に占めるコントラクトMRの割合も伸びてきました。CSOの数の増加に伴い、各プロジェクト先の大手製薬企業に対して、質の高いMRを送り込むために社内研修を充実させ、また色んな分野の製剤に対応させるため疾病の知識を得るためのオンライン教育などにもかなり注力しています。経験者、未経験者ともに門戸を開いているので、前職が営業、販売職でない場合も挑戦できます。
MRの派遣といっても、派遣社員としてではなくCSOの社員として取引先の製薬企業で社員として働きます。1サイクルの派遣期間のことをプロジェクトと呼んでいます。現場においてコントラクトMRと派遣先のMRとの大きな差はありません。同じ会社の名刺を持ち活動するため、医師や薬剤師、またMSや他企業のMRがコントラクトMRだと気付くことはまずありません。
★メリット、デメリットをよく考え選択を
コントラクトMRのメリットはやはり勤務地が限定できることでしょう。プロジェクトは2,3年で必ず終了することが分かっているため、仕事に対するモチベーションも保ちやすく、また決められた期限内に効果を上げられた人には、プロジェクト先企業への正社員登用の道が開けています。(必ずしも実績に応じて正社員に登用されるわけではありません。)CSOを選択する場合、どのような企業と取引があるのか、自分が魅力を感じる製薬企業が取引先に入っているのかをまず確認する必要があります。
デメリットとしてはプロジェクトが終了すれば、正社員登用の打診がない限り他プロジェクトに移らなければならず、一旦慣れた社内文化をまた一から学ぶ必要があること、扱う医薬品によってはまた最初から勉強を始めなければいけないことでしょう。
ただMRの仕事の仕方としては大きく変わるものではないので、これをメリットと捉えるかデメリットと捉えるかは個人によって差が大きいので、自分の今後目指す働き方と合致しているか、順調にキャリアアップを図れるか等、転職会社の担当者とよく相談すべきでしょう。