貿易事務の経験者にお伺いします。
未経験で貿易事務の仕事に就きたいと考えていますが、輸出と輸入ではどちらの方がタメになりますか?
現在商社の海外営業部で営業事務の派遣社員をしているのですが、もうすぐ契約が切れるため、次は貿易事務の仕事をして経験を積みたいと考えています。
大手物流会社での輸出業務と中小の商社での輸入業務の案件があり、どちらが今後のステップアップのために良いのかわかりません。
実務経験を積むならどちらを選んだ方がよいですか?どうかアドバイスをお願いします。
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回答
2件の回答
商社で輸出入業務経験がある者です。
輸入に関してだけ言えば、海外へ商品発送の手配、通関業者に輸入手続きの手配、輸入された商品を顧客に納入するのがメインの仕事だと思います。
大手は特に仕事内容によって業務が細分化されていることが多く、そのうちの一つの業務だけをやらされると他の業務について何もわからないということもあるかと思います。また顧客とのやりとりや商品の発注などは営業がやる場合もあり、輸入にかかる業務しかしない場合もあります。
こればっかりは会社によるとしか言えませんが、商品の仕入れから、顧客との交渉、フォワーダーとのやりとり、送金手配や在庫確認などすべての業務に携われれば貿易事務の経験として十分身になると思います。
物流会社については実務経験はありませんが、取引している会社などを見ていると輸出手続きの書類作成、貨物の配送、船のブッキングなどがメインになるかと思います。
これも大手であれば業務が細分化され、その一端を担うことになると思います。
これは私の独断と偏見かもしれませんが、物流で積んだ実務経験は物流以外ではあまり通用しない気がします。
輸出、輸入にかかわらずどれだけ貿易実務の知識と経験を積んだかがポイントだと思います。もし幅広い経験を積みたいのであれば商社の方が良いのかなと思います。
迷っている案件はどちらも派遣業務ですか?
単純に輸出と輸入だったら輸出の方が覚える法令が多いし、手続きが面倒だったりして潰しが効く気がします。
ただ、派遣だとしたら、大手物流会社だと輸出手続きのための書類作成が業務内容ではないでしょうか。たぶんアシスタント業務ぐらいしかやらせてもらえない気がします。それこそ来る日も来る日も指示通りの定型書類を作成するだけ。
商社は会社にもよると思いますが、中小であれば一連の業務にかかわることができるかもしれませんね。それならたとえアシスタント業務でも貿易事務の流れや実務の知識を学ぶことができるんじゃないでしょうか。海外営業部の営業事務経験者でしたら、海外とのやり取りを任せてもらえるかもしれませんね。
もちろん仕事の詳細は分かりませんが、可能性としてはいろいろな経験をできる方が今後のためになると思います。