Webディレクターになって8年になります。今33歳なのですが、年収はおよそ420万です。一人暮らしなのでそれなりに貯金もできていますし、今のところこの年収に大きな不満はないのですが、今から40になるまでの間にもっと頑張って、年収をアップさせておかないとその先が厳しくなるのでは、と思っています。
Webディレクターとして、僕のような年代の人は年収をアップさせるにはどういうキャリアパスがありますでしょうか。
今の会社は50人ぐらいの規模なので、もっと大きな会社に転職したほうがやはり年収アップにつながりますでしょうか。
Webディレクターからキャリアアップした方、転職によって年収アップを実現した方など、経験者の方にお伺いしたいです。
可能であればどのくらいの年収になったかについてもお伺いしたいです。
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2件の回答
僕も制作会社でWebディレクターをしていた頃はだいたい400万から450万ぐらいの年収でしたね。当時は主なクライアントが製薬会社で、製薬会社に常駐していた経験もあったので、製薬業界に特化していこう!と思い立ち、今の会社へ転職しました。
今は製薬業界向けのWebマーケティングツールなどを開発しています。新薬が出たときに製薬会社の営業が医療機関に売り込む際のツールがメインですが、ほかにも医療機関向けのWebサービスなどにも関わっています。他社がなかなか参入しづらい分野ということもあって、会社の業績も伸びてきています。おかげで年収は制作会社にいたころと比べると倍以上はもらえていますね。
僕の場合、業界を絞ったということと、サイトの制作というよりはWebツールの開発業務にシフトしたことが年収アップの結果につながっています。技術も重要ですが、専門分野を持つということが重要ですね。ただし将来性のある分野かどうかちゃんと見極めるべきです。
いわゆるWebの制作ディレクションができる人、というのはゴロゴロいます。もちろんWebディレクター自体は人手不足ですし転職できる機会は多いかもしれません。今の年収からアップさせることを目指すならば、他の人との違いを明確にして、自分自身に付加価値をつけることが求められますね。
転職前はWebディレクターとして年収400万ぐらいでしたが(当時20代後半)転職した結果、年収は現在800万ぐらいです。(今30代後半)
なお、現在の勤務先は大手商社の子会社で、メイン事業はインターネット接続サービスです。上記の現在の年収は残業代も含まれています。
私の場合でいうと、転職した直後の時点ではその前とあまり変わらない年収でした。その後人事評価を経て毎年アップしていきましたが、やはり役職がついたときに大幅にアップしました。きっかけは2つありまして、ひとつは親会社の手掛ける新サイトの立ち上げプロジェクトの成果が認められたこと、もうひとつは自社の案件として会員向けサイトのリニューアルを行い、基幹システムとの連携も含めてとりまとめたことでした。
転職当初は、扱う案件の規模は大きくても予算300万程度でした。(当時はそれなりのサイトを作るとこのぐらいの金額はしていました)また、要件定義や進行管理、デザインラフの作成やあがってきたページをソースレベルでチェックする、といった制作にかかわる業務がメインでした。
新規サイトの立ち上げではビジネスモデルを構築するところから関わりました。企画を社内に通すところから予算策定、プロジェクトに必要な人材のアサインなども担当しました。このサイトは今では自社の事業のひとつに育ってきています。
リニューアルのほうは基幹システムとの連携があったので、ほぼすべての部門のメンバーが参加するプロジェクトとなり、リリースまでに1年半かかりました。どちらかというと社内のメンバーとの調整に回ることが多かったのですが、おかげで従来接する機会のなかった部門ともつながることができましたし、役員たちにも私のプロジェクト管理能力を知ってもらう機会になったと思います。
もともと目指していたキャリアパスというわけではなく、与えられた仕事をとにかくこなしていたら現在のようになった気がしています。転職したころは書いた通りそれほど収入は変わらなかったので、やはりプロジェクトマネジメントをするようになって、ある年度からポンと額が上がったような印象です。前の会社でWebディレクターを続けていたら、たぶんここまではアップしていないと思うので、そういう意味では転職がきっかけだったとも言えます。