物流業界未経験者です。転職活動中で、ある倉庫会社から声をかけられているのですが、受けてみるか迷っています。興味がないわけではありませんが、倉庫会社などの物流企業は長時間労働で危険、きついというようなことを巷で耳にします。現状はどうなのでしょうか?
質問
物流業界の3K(きつい・汚い・危険)について、現状はどうですか?799view
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回答
3件の回答
個人的な意見ですが、「きつい」はたまに、「危険」はまれに経験します。「汚い」はあまり感じません。その「危険」はどの業界でも感じる頻度と同じ程度と思います。それはちょうど、メーカーで機械に指が挟まれる危険や、プログラマーがコンピュータで視力を悪化させる危険と同じようなものです。
年度末、年末等の繁忙期はどの業界にもあります。「汚い」も同様に外に面している小売店や倉庫、家の軒下にも埃はたまるでしょう。それらが物流業界に特化した特徴とはまったく思いません。
質問者さんは何年前の記事を読まれたのでしょうか?物流企業で働いていますが、3Kは最も嫌われる言葉です。今はもうパート従業員はきれいな物流センターにしか集まりません。物流会社の社員は、きつい仕事をどう軽減するか、危険をいかにして避けるか、汚くなりやすい場所をどうやって清潔に保つか、日常的に改善するよう努めています。
一度、近くの物流施設を見学されてみてはいかがでしょうか?
現在の物流は進歩しつつあります。確かに一部の商品特性として危険物や重量物があり、繁忙期の冬時期など、一時的に“きつい”時期があるのも事実ですが、物流業界全てがそれにあたるかと言えば、そのようなことは全くありません。私の会社では、実際に社員の平均残業時間は減りつつありますし、若手や中途採用の人材を投入することで、仕事の進め方や、例えば昔堅気の“我慢して黙って仕事する”文化を変えようとする傾向があります。
そして何より、物流企業は「安全」をスローガンに仕事をしています。元気な従業員が安全に納品し、お客様が安心して確かな品質で商品を受け取ることができることが物流企業の企業目的です。危険に対する意識は高いですし、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)をお題目に活動している会社も多くあります。
さらにはロボットスーツやIR技術等、大手メーカー各社は身体の負担軽減・人力軽減ができる商品を数多く開発し、実際に多くの物流企業が採用しています。
1点だけの視点に偏らず、業界内の色々な話に耳を傾けてみてください。