今、転職のための履歴書をかいているのですが、その中の志望動機がなかなかうまく書けません。
これから実験動物の飼育の仕事を受けようと思っているのですが、仕事の内容に関してはおおよそのことは調べたので何となくわかるのですが、なぜこの仕事をしようかと思ったか、という部分についてうまくまとまりません。
正直に言えば、この仕事ぐらいしか受けられなかったからというレベルなので、この仕事のやりがいを知れば何となくやりたいことも見えてくるかもしれません。
今、この仕事をしている方に教えていただければと思います。
よろしくお願いします。
質問
実験動物飼育管理の仕事のやりがいとはどのようなものでしょうか?4419view
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回答
3件の回答
この仕事でよく言われるのは、医薬品を作るための実験か安全性試験に関することだけど、それだけではなくて、大学なんかでの仕事でいえば例えば最近でいえばIPS細胞とか基礎研究の分野でも実験動物というのは使われているわけ。
だから、そういう科学の発展っていう部分でも飼育管理の仕事は必要になってくるわけだから、やりがいのある仕事だと思うよ
さらに言えば、この仕事は努力次第では研究者としての道にもつながってくるんだよね。
ほとんどの場合は無理なんだけど。
でも、関わっているだけでもいろいろな分子生物学とか遺伝学とかの知識はついてくるし、誰かのため以外にも、自分の探求心のためっていうのもすごくやりがいになってるね。
動物を扱うのが好きな人だけじゃなくて、医学とか生物学とか学問として取り組むっていうのもなかなか面白いよ。
動物実験とは多くの人が無関係なように感じるものではあり、そういうことから反対運動も盛んな分野である。
しかし、例えば医薬品を作るためであったり、例えばシャンプーや化粧品の安全性を確かめるためであったりと実は身近なもので、現代人の生活とは切っても切り離せないものである。
そういった動物実験では、研究や実験を行う研究者が何百という動物の世話までしていては、本来の目的である研究を行う時間の確保が難しくなってくるわけである。
そのために動物の飼育を専門とする技術者が必要になるわけで、様々な研究の根幹を支える仕事であると思う。
少し極端化もしれないが、多くの人が安心して化粧品や医薬品を使えるのはすべて実験動物飼育管理者のおかげともいえる。
そういった仕事に携われるということは非常に名誉なことだと考えるべきだろう。
実際にこの仕事をしているとその実感というものはまったくなくなってしまうが、この仕事の意義というものを忘れてはいけない。
実験動物に関わり続けて10年ほどになりますが、私も最初はあなたのように何となく入りました。
この仕事で一番のやりがいと言えるのは、やはり多くの人の役に立つ薬を作る手助けができるということでしょうか。
この仕事は、ほとんどの人の目にはまったくわからない、薬を投与される動物の管理ということをやる仕事なので、はっきり言ってしまえば誰からも感謝されないような仕事です。
丁寧な仕事をすれば、一部の研究者の方からは信頼されることもありますが、ほとんどの場合は下請けの会社ということもあって、仕事をして当然というような扱いがされる方が多いです。
それでも、自分が丁寧に世話をした動物がいるおかげで研究が進んで、良い薬が作られるという風に考えれば大きな意義のある仕事だと私は感じます。
どんな薬になるかはよほど研究者仲良くないと機密事項なので、教えてもらえませんが、家庭用の胃薬であろうと、がんの治療薬であろうと誰かを助けることが出来るのであればそれはスゴイことなんじゃないかと思います。
薬を作るためには私たちの存在は欠かせないものなので、そういった所では非常にやりがいのある仕事だと思います。