レンタルサービス会社での失敗談を教えて下さい1view

レンタルサービス会社への転職を決めて、来月から勤務開始になるのですが、同じレンタルサービス会社にいる方(またはいらっしゃった方)で、今だから笑える失敗談のようなものはありますか?

今度の教訓と、また新しい職場で打ち解けられるような「ネタ」にもさせて頂けたらと思っております。ですので、あまり深刻なものではなく、「今だから笑える」ようなお話だと嬉しいです。
よろしくお願い致します。

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回答

1件の回答

  1. evlazzati 2017/02/10 18:53

    失敗談になるかどうか、あまり自信はありませんが書き込みさせていただきます。

    関西のレンタルサービス会社の本社勤務を20年やっていますが、私は入社当初からいきなり本社勤務を命じられ、しかも部署は「本社総合統括部」という、社長直属の(自分で言うのもなんですが)精鋭集団が集まるとんでもない部署でした。その部署での新入社員は私ひとり。しかも5年振りだそうで、部の内外問わず、様々な人から好奇の目で見られて緊張の毎日でした。
    その総合統括部の仕事内容としては、全国の営業所の売上げ管理やテコ入れ、社長発信の業務命令の流布、新規営業企画、仕入れ・発注管理、各営業所から上がってくる稟議書の決裁、在庫管理などなど。どれも「責任重大」なものばかりでした。
    配属されてしばらくは、当然なにもできないので、電話の取次ぎや簡単な伝票処理、たまに社長の運転手などをするような毎日でした(左ハンドルは初めてなのでガチガチに緊張しました)。

    しかしある日、それほど外出する機会のない部なのですが、たまたまその日は部内のトップの「常務取締役」はじめ、「部長代理」「課長」「係長」・・・全ての「役職付き」の上司たちが打ち合わせや現場下見、または公休などが重なって誰もいない瞬間がありました。だいたい3~4時間ほどでしょうか。今思い返せば、まるで「魔の黄昏時」のような時間帯でした。その時に部内には私と、仕入れ発注「だけ」担当している事務のおばさんの2人しかいませんでした。
    運の悪いことに、そんな時に限って重大な事案がやってくるというもの。

    1本の電話がなり響き、受けると相手は営業所内売上げ2位を誇るX営業所の所長からでした。
    ものすごい剣幕で、急ぎ早に捲くし立ててきます。詳細は省きますが、要約すると、大きい取引が決まりそうだが、倉庫に在庫確認したら、受注数の半分もない。足りない分を今すぐ仕入れて欲しいのですぐに仕入れ決裁をしてくれ、というもの。品目は確か事務机で、受注見込み数量も200台以上だったかと思います。

    レンタルサービス会社では貸し出しする商品は自社で製造生産しているわけではないので、在庫とは「過去に仕入れて、何度かレンタルで出して帰ってきてメンテナンスも完了して次に出せる状態にした物」を言います。ですので、社としての「総保有数」は事務机なら総数5000以上はあったのですが、その内のほとんどが運悪く他のユーザー様に「レンタル中」だったのです。
    しかしこのような「在庫切れ」の場合は新規にメーカーから「購入」して貸し出しするパターンもレンタルサービス会社ではよくあるケースです。よくあるケースなのですが、今回はあまりにも数が多すぎる。机の2~3個なら部内の誰かがすぐ決裁してOKなのですが、この数は流石に社長もしくは常務クラスの決裁がいります。しかし前述したように今部内には「私」しかいない(実は社長室に問い合わせたら社長も不在でした)。その旨を所長に告げると、鬼のような口調で「ん千万の取引なんだ!今すぐ返事しないと取れない!なんとかしろ!!」と。そう言われてもどうしようもありません。事務のおばさんがその間必死に社長以下各役職クラスの携帯に電話をかけまくってくれていましたが、誰も繋がらない模様。もうダメです、無理です、と私が言うと、
    「@@君!君のハンコでいいからついてくれ!!君も総合統括部の一員だろう、君のハンコでも効力はあるんだ!」と。

    いやいやいやいや!そうかも知れませんが!

    私は必死に抵抗しましたが、結局所長の懇願に根負けして、半泣きで(ヤケクソでもありました)FAXで続々と送られてくる「仕入れ依頼書」にハンコをつきまくって事務のおばさんに回しました。
    夕方になってやっと常務と連絡が取れて事の次第を説明すると、「本来なら社長以下私たちと連絡が取れるまで待つべきだったが」と言ったのみで、あまりキツくは咎められず安堵しました。
    しかし後日、ちょっとした、しかし大変恥ずかしい失敗が露見しました。

    経理担当が常務の下に数枚の伝票を持ってきて何か話しをしていると、突然常務がその伝票を手に私のデスクのところにやってきました。
    差し出された伝票を見ると、先の仕入れ伝票です。しまった、やっぱり何かマズイことがあったのかとびくびくしていると、
    「@@君はいつからこんなに偉くなったんだ?」
    と言って、大笑いし始めました。
    きょとんとしつつ、改めて伝票に目をやると、決裁のハンコをつく欄(左から偉い順に「社長」「常務」などなど5箇所ほどある)全てに私のハンコが押されていました。
    あの時ヤケクソで「ハンコつけばいいいんでしょ!ハンコを!!」という勢いで、全ての枠に押しまくったみたいでした。他の上司や先輩方も次々にその伝票を見ては大笑いして、私は穴があったら入りたいほど恥ずかしい思いをしました。

    その後、この件はしばらく社内の飲み会での格好のネタにされ、逆に管理職となった今では、私から部下への、教訓かつネタとしてよく使わせてもらっているエピソードです。

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