言語聴覚士のやりがいは?17view

言語聴覚士の方がやりがいを感じる時はどんな時ですか?仕事内容なども含めて教えてください。

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回答

2件の回答

  1. mcguire 2017/02/02 14:03

    急性期の個人病院で経験したのち、系列の老人保健施設で言語聴覚士をしています。

    まず、その方がどのようなことでお困りなのか情報をある程度頭に入れたうえで、スクリーニング検査や接する中でその方にとって必要なことは何なのかを考え、その方にとって難しすぎず、簡単すぎない訓練内容を提供。訓練の難易度もその都度調整します。

    言語聴覚士をしていて、やりがいを感じることは患者様、利用者様の状態がよくなっていくことが、わかっていく時です。その中でも、ご本人が実感されて、泣いて喜んでくださる時には、非力ながら一緒にリハビリに取り組むことができて、本当に良かったと感じます。

    病気やケガは、ある日突然やってきます。誰しも、自分がそうなるなんて考えているわけではありません。もしかしたら自分も…と可能性をうっすら頭にあったとしても。そのもしかしたら…がある日突然やってくるんです。そんな時、意識せずにできていたことができなくなる。体が思うように動かなくなる。

    伝えたくても、伝わらない
    話したくても、話せない
    食べたくても、呑み込めない
    覚えていたいのに、覚えていられない
    受け入れなきゃとわかっていても受け入れられない

    私自身、専門的な勉強をしていなかったら気づかなかった、内面的な彼らの想いや、苦悩がたくさんあるんです。そんな言葉にならない言葉を、リハビリの時間にくみ取り、寄り添うことや、橋渡しをして、他職種とともに周りの環境を調整することも言語聴覚士の一つの役割となっています。

    「お薬やリハビリは治すためのものでしょ?なんでまだまだ治らないの?」と言われることもあります。そのような言葉に、無力感を感じることもあります。私たちの生活は、当たり前ではないのだと、考えさせられることばかりです。日々、学ばせていただくのはこちら側なのに、「先生」と言われると心苦しくなることもあります。それでも、私たちにできることはあるんだと言い聞かせているんです。

    すぐに結果に結びつかなくてもその方の力になれるよう勉強し、活かせるようにならなくてはと日々改めさせられます。

    「先生が、やってくれるけん頑張れる」
    「食べれるようになったから、生きている実感がある」
    と言って下さる方もいます。

    知識や技術などの他者からの評価はいらない。今すぐでなくてもいい。いつか、どこかのタイミングで今関わっていることが、役に立ちますようにと良い方向に進んでいっていますようにと日々、思いながら勤務しています。

    やりがいのある仕事だと私は思います。

  2. scowcroft 2017/01/29 12:59

    私は、言語聴覚士をしています。言語聴覚士とは、理学療法士、作業療法士と並ぶリハビリの専門職で、言葉のリハビリの専門家。脳卒中後の後遺症で言葉が不自由になった方のリハビリや、他にも認知機能のリハビリ、摂食嚥下といって食べ物を食べて飲み込むためのリハビリ、それに小児の分野では吃音つまりどもりや言葉の発達の遅いお子さんの訓練など、扱う分野は本当に幅広いです。その中でも、私の勤めている病院は、高齢者のリハビリを専門に行っています。特に、高齢者なので飲み込みに問題のある人も多く、摂食嚥下は誤嚥性肺炎など生死に直結するのでとても大変な仕事です。

    そのような仕事をしている中で一番のやりがいといえば、やはり患者さんが笑顔になってくれることです。うちの病院では、ほぼ毎日リハビリ室で歌の会というレクリエーションの時間があり、私はその担当をしています。元々学生時代は合唱部だったこともあり、歌が大好きで、そこを上司の人が見込んで声をかけてくれたのです。始めは発声や呼吸の訓練の一貫ということもあり取り入れた時間だったのですが、患者さんにとってはやはり退屈な入院生活ですから、とても楽しみにしてくれている人も多く、一日の疲れも吹き飛ぶくらいのやり甲斐を感じます。病棟内で歌の会に参加している方に会うと「今日は歌ないの?」「今日は何時から?」と声をかけていただく機会も、歌の会を始める前に比べるとずっと増えました。

    実は、歌の会を始める前の私は、正直仕事についていけずとてもつらい思いをしていた時期でした。要領が悪く、また患者さんともどう接したらいいか分からず、戸惑ってばかりいました。ですが、歌の会で患者さんが楽しそうに歌ってくれたり、「先生歌上手だね」と言ってもらえるようになり、私自身も患者さんと一緒に楽しく歌わせてもらっているうちに、自分を必要としてくれている人がいるんだと思えるようになり、少し自信が持てるようになりました。最近は歌うことによる認知機能の維持・改善効果も言われてきており、やはり私のやっていることは間違っていなかったのだと思っています。介護やリハビリなど、医療業界の大変さばかりが言われていますが、この患者さんが笑顔になり、そして何者にも代え難いやりがいであり、喜びです。

 

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