広告代理店のDTPオペレーターに興味があるのですが激務だったりしますか?仕事は大変ですか?
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1件の回答
大変な時、激務な時ももちろんありますよ。会社にもよりますが。
私はとある地方の広告代理店で求人広告、求人雑誌を製作する仕事をしていました。地方の中小企業だったため、製作以外の営業、設置、集金など自分でできる業務は全て行っていました。DTPオペレーター業務も含むなんでも屋ですね。求人広告とういう性質上、デザイン面だけでなく文章部分の製作も必須でした。フリースペースのデザイン部分はもちろん、募集要項の誤字脱字にも細心の注意が必要でした。特に給与面で同じ月収であっても”月収30万円”や”月収300,000円”とデザインに合わせて表記をその都度変えていくことがよくありました。一人辺り数十社のクライアントを受け持っており、校了直前は職場はまさに戦場。1社制作しては次々と制作をこなしていかなければ追い付きません。
そんなときによくやってしまうミスが、”時給1,000万円”なんて常識的にありえない金額を打ち込んでしまうことです。頭がクリアな状態で集中力があるときはすぐに気づけるのですが、残業中など切羽詰まっているときは最終の構成の時点で発覚するなんてこともありました。ひどいときは印刷会社の下刷りの時点で気づくなんてことも・・・。この時点であればまだデータ修正でなんとか持ち直すことは可能です。気づけずに誤字脱字のまま印刷が行われた場合、広告料はいただけないなんて事態も有り得ます。
最悪なのはネット掲載の案件で間違いがあったときです。紙面では通じていたことが、ネット掲載は文字のみでの掲載になるため、伝わりにくくなることが多々あります。以前、クライアントからクレームが入り、急遽その案件を取り下げることになりました。顛末書を提出し何とかその場は収まりましたが、ネットでの情報掲載に対して考えが甘かったなととても反省しました。
ネットは印刷物と違って、すぐに情報を全世界に発信できるといメリットがあります。しかし、その内容が間違っていると間違ったままあっという間に広まってしまうという怖さも潜んでいます。DTPでもwebでも校正というものは本当に慎重に取り組まなければいけないものです。広告業界での誤字脱字、事実とは異なる情報を伝えることはあってはいけないことだと肝に命じていかなければいけません。自分だけがわかっているだけでなく、みんなが同じように理解できる内容を伝えていくことはとっても難しいですが、それをこなしていくことがこの業界のもっとも困難な部分だと言えるのではないでしょうか。
でももちろんやりがいもあります。求人は結構ありますので是非チャレンジしてみてはどうでしょうか?