臨床検査技師の皆様、検査を拒否する受診者への対応はどうしていますか?172view

臨床検査技師です。皆様に相談したいことがあります。検査を拒否する受診者にはどのように対応していますか?検査を受けてくれるようにする良い方法があれば教えてください。
上手く説得できなかったり、検査に時間がかかると焦ってしまいます。

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回答

3件の回答

  1. yspassarini 2017/01/20 14:05

    結果を知るのが怖い、と訴える方がよくいます。体調を崩すほどのストレスを感じている場合もいます。受診者がなぜ検査を拒否するか、受診者の立場に立って考えることが大事ではないのでしょうか。
    検査技師は医師から検査を依頼されているので、どうしても検査をしなくてはならないと思ったり、早く検査を済ませないとならないプレッシャーもあるかもしれません。医学的な必要性からも検査をしなくては、と思うかもしれません。
    しかし、心や感情の問題は、理屈で説明してもダメなこともあります。説得すればするほど、より頑なになってしまう恐れがあります。まずは、検査は嫌ですね、と受診者の気持ちを受け止めてあげてください。少し話を聞いてあげて感情を発散させると、冷静になることがあります。付き添いの方や、担当の看護師など、心を開いている人に協力してもらったほうがより落ち着くことがあります。時間がかかるかもしれませんが、受診者さんのペースに合わせて行わないと、ますます不満を募らせてしまいます。

  2. meredith 2017/01/19 11:29

    患者さんはまず医師の診察で検査の説明を受けて、ある程度納得して検査室にやってくるはずです。それでも受診者さんが検査を拒否することは多いですね。
    医療行為を受けるかどうかは、患者さんの意志が尊重されます。しかし、医療従事者はその医療行為の必要性や、受けなかった場合のリスクを十分に説明をしなければなりません。そのような説明は臨床検査技師よりも、主治医から行う方が望ましいと思います。一旦検査を中止し、もう一度主治医と相談するようにご案内するのがベストだと考えられます。

    しかし、私の施設では医師は診察や処置で忙しいので、なかなか話ができません。そのためできるだけ検査担当者の方で説得するよう努めています。
    よくわからない検査を怖がる、採血などの痛みを伴う検査を怖がる場合は、よく説得してなるべく受けてもらうようにしています。危険はないですよ、とか、痛みは感じない検査ですよ、付き添いの方も居てもらっても良いですよ、などと不安を解消出来るように説明します。

    担当者を変わるのも効果があります。顔見知りの職員に来てもらったり、少し貫禄のある人や、上の立場の人に変わってもらうと、落ち着くことがあります。
    お子様や精神疾患の患者さんは説得が通じないことがありますが、可能な限り検査します。対応する人数を増やし、じっとしていてください、と声をかけて手早く済ませます。おもちゃなどであやして上手に気をそらす技師もいます。

    都合が悪くなったのでやっぱりやりたくない、身体的・精神的な理由で出来ない場合は、判断に経験と知識が必要です。施設内でのマニュアルがあり、病状や他の検査や治療に影響ないと判断される場合は日程を変更します。検査によって危険が生じると判断される時は中止することもあります。変更や中止の旨はカルテに記載し、次回担当者や医師にも伝わるようにします。検査の延期や中止が望ましくない場合は主治医に連絡し、指示を仰ぎます。連絡がつかない場合も、次にどの医師に連絡するか、施設でマニュアルがあります。

  3. lionello471 2017/01/18 13:05

    検査ごとに工夫を。なるべく受診者の要望に添えるようにする。
    採血を嫌がる時は、場所を変えたり、ベッドに仰向位になってもらい、緊張が落ち着くようにする。直針より翼状針を使った方が恐怖心が和らぐ。できれば一番上手な人に変わってもらう。苦手ですか、と声をかけ、話をする。

    心電図では、服を脱ぐのを嫌がる時、タオルを胸に掛け、露出を減らし、手探りで肋骨を確認して電極を装着する。ワンピースの方は下半身もタオルを掛けて隠す。吸盤や金属のクリップ電極を嫌がる場合、シール電極を使う。楽な姿勢になれるよう枕や毛布を丸めて体に当てる。

    エコーではゼリーを嫌がることがある。ゼリーは温め、蒸しタオルで残らないようよく拭き取る。プローブは押し付けすぎないように気をつけ、痛かったら遠慮なくおっしゃってください、などと声をかける。不穏な患者さんは部屋が暗いと悪化することがある。心臓や下肢・経膣などは検査部をタオルを掛け、なるべく隠して検査する。

    尿や便の検査を出してくれない人は、やり方がわからない人にはよく説明し、少量でも検査できることを伝える。見えないよう、紙袋などに入れてもらう。手渡しをしないで、人目につかないように提出できるようにする。

    肺活量は3回以内で終わらせるようにする。それ以上だと疲れてしまう。マウスピースの形などは適切なものを事前に選択できるようにする。馴染みのない検査は、言葉だけでなく、検査のイラストなどを見せながら行う。

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