病院の検査室に勤めている臨床検査技師です。転職を検討していますが、自分のスキルがまだ足りないのではないかと思い、転職をためらっています。
中途採用者に求められる技術や人物像などを参考までに教えてください。
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1件の回答
採用側が求めている臨床検査技師像ははっきりしています。これは、病院や検査センター、企業のいずれにおいても同様です。
専門性の高い医療機関であれば、その分野においてある程度の経験がある臨床検査技師を求めている場合が多いです。また、その分野の経験を有していなくても、応募者が「その分野を勉強したい、そのためにこちらに勤務したい」という熱意を持っていれば、将来性を見越して採用されるケースも珍しくありません。採用側が重要視するのは、前向きな姿勢です。
また、どの採用側にも言えることは「ある程度のスキル」を持っている臨床検査技師を採用したいということです。施設によって検査機器のメーカーや機種は違っても、臨床検査の基本知識や手技はどの施設も同じです。基本的なスキルを持っていることが前提で、即戦力となる人材が求められています。
臨床検査技師の資格をいかして治験関連企業に転職したいという人も増えていますが、治験関連の企業では臨床検査技師としてのスキルに加え、病院の業務の流れや仕組みなどを把握していることが重要で、そのため「病院での経験年数○年以上」と規定している企業がほとんどです。
また、新しいことを柔軟に受け入れる姿勢も大切になってきます。
転職先では今まで経験していなかった検査や業務を任されることも珍しくありません。例を挙げれば、病院勤務の場合、採血業務や特殊な生理検査、また臨床検査技師が内視鏡検査の介助を行う、なんていうことも。個人経営の職場ほど、そういった機会は多くあります。
検査センターなどでも、個人病院で実施するのが難しい、特殊な検査を受託されていることが多くあります。採用側にとっては、新しいことを柔軟に受け入れることのできる姿勢があるかが大切なのです。
転職の際は、その職場で臨床検査技師がどんな業務内容を行っているか、自分がそれを受け入れることができるか、しっかり確認し、検討しましょう。経験したこともないものは、誰しも戸惑うもの。しかし、せっかく新しい環境で働くなら、それを受け入れ、積極的に取得することで、自分自身のスキルを上げることができます。ぜひ、新しいことを柔軟に受け入れる姿勢を持ちましょう。