消費者金融に勤め始めて3年が経ちました。仕事にも慣れてきましたし、1人で全ての業務をこなせるようにもなってきました。
しかし、どうしてもやりがいが見出せないのです。上司からは営業成績を伸ばせと肩を叩かれますし、周りの同僚とたちとも仕事柄なのか、あまりざっくばらんに話をすることができません。
新人研修で仲の良くなった同期の同僚とも同じ支店に配属される事はまずないので、日々孤立した自分を思い知らされます。また、気さくに話しかけてくれる先輩とも、一般の企業の昼休憩の時間には電話応対が多くなる会社ですので、同じ時間に昼の食事休憩などを取ることができないため会社の者たちと仕事以外の話をする機会がなく寂しく感じます。
そのためなのか、今の会社を辞めるべきかどうなのか毎日のように考えてしまいます。この業界にいる以上は、こんな希薄な人間関係も仕方がないことなのでしょうか?
実際に消費者金融に勤めている方や、既に退職している方はどのようなときに会社を辞めたいと思いましたか?
質問
消費者金融業を辞めたいと思うのはどんな時ですか?411view
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回答
3件の回答
支払い督促業務をするたびに辞めたくなります・・・。
ご家庭の経済状況は、ご自分の意思を反して状況が変化してしまうこともあります。「借りたものをかえす」のは確かに当たり前のことですし、返済が滞ってしまうお客様ばかり抱えてしまっては、消費者金融は会社として成り立ちません。
ある時、借主であるおばあちゃんが、小銭がたくさん入った袋をもって返済に来られたんです。「おじいさんが入院してしまい、入院費がかさんでお金を用立てられない。今月はこれで勘弁してもらえないだろうか?」と。
ご飯も満足に食べられていないんだろうといった小さくて細い曲がった背中を見ると「おばあちゃん、自己破産して借金をチャラにしましょう。この持ってきてくれたこのお金で何か食べてください」と言いたかった。おばあちゃんと思っていたその人が、のちに契約書を見て65歳だったことに驚きました。借金の返済に追われているがゆえに、身なりにも構えず老けてしまったんだと思うと、事情があって借り入れをしたお客様を追い詰める悪魔のように自分自身が思えました。
こういったことがあると、本当に辛いし、この仕事がいやになりますね。
私が辞めたいと思うのは上司からのモラハラですね。どこの営業職でも「営業は数字がとれてナンボ」といった価値観だと思いますが、消費者金融も同じです。
しかも、消費者金融は定期的な配置換えによって上司もたびたび変わりますから、上司によっては精神的に追い詰められるような状況に置かれることもありますね。
今の上司は幸い良い方ですが、不思議なことに良い人ほど部下の営業成績は伸びないんです。なぜなら、強制的に精神的に圧迫させるほど部下を追い詰めないからです。しかし、それでは会社としての利益が上がりませんので、部下を取りまとめる管理職には必然的に圧迫感のある人材がターゲットとして配属されることが多いんですよ。
仕事を離れれば少しは人格も穏やかになるのかもしれませんが、業務中のモラハラ的な態度に辟易してしまうと、仕事以外の時間にまで上司とかかわるなんて、まっぴらごめんだと思ってしまいます。
自分自身のノルマを達成させるために、すでに完済されているお客様や、長い期間返済を続けて完済が目の前に近づいているお客様に対して「ご融資枠を増額しませんか?」といったセールスをしなければならないことですね。
借金はしなければそれに越したことはないと思います。
しかし、一度借り入れをし、その便利さを体感しているお客様は感覚がマヒしてしまうことも多いのです。「借りているお金=自分のお金と同じようにATMから引き出すことができるお金」といった感覚にも陥りやすいものですが、それをわかっている貸し手が「借りませんか?金利を下げますよ」といったセールスをすれば、強く断れる人が少ないんです。
せっかく完済に向けてのゴールテープを切れた人に対して「まだまだ走れ」と強要するような行為を自分自身がしていることに耐えられなくなって、在籍三年で退職してしまいました。