証券会社への転職を進めていますが外資系の証券会社も調べています。
・外資系証券会社の特徴
・外資系の証券会社に入社するには
という2点について教えて欲しいと思います。
質問
外資系の証券会社に入社するには?53view
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回答
1件の回答
◆外資系証券会社の特徴
国内に存在する外資系の証券会社は現時点で10社前後、ゴールドマンサックスやメリルリンチなどの米系、欧州系のUBSやドイチェがあります。支店はほとんどが東京です。
外資系企業と聞くと、華やかで高給というイメージがありますが、2008年のリーマンショック以降、人気が衰えてきています。理由は、日本の企業から内定をもらっていた有名大学の最優秀大学生が外資系の証券会社の内定を辞退するケースが頻繁に起きていました。さらには従業員のリストラも行い、その報酬額が下がってきたからだと考えられています。
実際の業務内容としては、投資銀行業務というもので、事業法人や金融機関、投資ファンド、政府、個人といった多岐にわたるお客様に債券や株式商品、通貨およびコモデティ(原油・トウモロコシ・大豆などの商品)を提案しています。取扱商品は日系の証券会社のリテール部門(個人顧客)と同じです。個人以外のお客様は扱い金額のロットが巨額になります。
他にほとんどの会社が企業買収やM&Aを大きく手掛けています。
現在の採用の動向については、日本の優秀な学生・経験者の採用実績はあるものの、投資銀行の担当幹部はほとんどが外国人スタッフです。
また、外資系証券会社の投資銀行部門が運用会社となり発行された投資信託などが国内の証券会社に販売されることもあります。商品の企画や開発にも携わることができる会社です。
◆入社するには
外資系の証券会社に入社するには、なかなかハードルの高い試験だと思います。決して学生時代に金融の勉強をしていなかったとしても、どこかの会社で経験値を上げて転職をするのがベストではないかと考えます。
金融業界において運用系の部署、商品開発に携われる部署など。また生命保険会社やメガバンクなどで経験を積んで次へ臨むとよいと思います。
また、海外は終身雇用ではありませんから外資系企業で定年まで働くという人はいないでしょう。「3年で椅子取りゲーム」という意識があるように、3年間働いたら、昇進するか転職するかを考えて働くことを決めていかないといけません。4年目以降も会社には残れますが、それだけ厳しい世界になっていきます。外資系は日系の証券会社よりの厳しい世界です。