都市銀行に入行して2年が経ちました。
後輩もでき、銀行の業務にもだいぶ慣れてきました。
仕事に慣れてくると欲が出てくるもので「銀行に勤め続けて10年たったら、自分はどうなっているんだろう?」と考えるようになりました。
世間一般的には、銀行は高給取りと言うイメージで、あたかも好待遇で働いているように思われがちですし、実際に大学の同期などに会うときには「銀行って仕事は大変そうだけど、その分見返りがあっていいよね。」などと言われます。
しかし、私の実際の給与は大学の同期よりも下回っています。銀行には守秘義務もあるために「そんなことは全然ないよ」ともいえずに、いつもモヤモヤします。
支店の中でも、まだまだ下っ端ですので先輩方の給与の事情などはとても聞けませんが、社内で行われている女性社員だけの飲み会などに参加すると、先輩たちが話している給与や福利厚生などの待遇に対する不満もよく聞きます。
そんな中でも「女性銀行員の昇給なんてたかが知れてるし、出世が給料の軸となる銀行では、退職するまで昇給なんて見込めないよね」と言う話題を聞くと先が見えなくなる思いがするのです。
今は、どこの企業でも女性が活躍していますし、女性でも実績さえ積んでいけば出世していくことも珍しくないと思うんですが、それでもやっぱり女性が課長職以上につくのって至難の技ですよね。
銀行で働いていると、なおさら男社会を実感させられる機会が度々あります。
私は一般職として銀行に就職しましたが、この先もずっと平行員のまま出世や昇給は望めないのでしょうか?
ただでさえ、多忙な日々に忙殺されそうなのに、ずっとこのままかと思うと、仕事にやりがいを見つけられなくなりそうです。
質問
銀行で女性が出世するのは、やはり難しいことなのでしょうか?345view
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回答
2件の回答
うーん。。
出世ってどんなところを目指すためにですか?
給料だけ上がればいいのなら、銀行にもよると思うんですが、勤続年数を重ねればある程度上がっていきますよね。
ただ、僕も正直言うと「係長よりも、女性行員のほうがよっぽど仕事できるよな」と感じることも、仕事してると多々ありますよ。
出世に関しては、確かに課長クラスまでの出世であれば男性行員のほうがしやすいかもしれないですが、その分女性行員よりも拘束時間は当たり前のように長いです。「今日は早く帰れるかな」と思っても、残業するのが当たり前という支店にいると「お疲れさまでした。お先に失礼します。」ということに罪悪感すら感じますし。帰れるのに帰れないのは当たり前になっているし、その横を女性行員が颯爽と帰路につく姿が凄くうらやましいし。
給料が増えたといっても、内外部の飲み会も女性に比べて圧倒的に多いため、出費もかさみます。
出世をしたいと野望に燃えるのなら社内からも、お客様からも信頼されることが大事だし、銀行特有の異動に対しても「どこの支店に移っても、すぐ溶け込んで柔軟に対応できる」ことがカギになると思います。
上司も人間ですから、評判のいい人間は可愛がるものだし、その結果出世への後ろ盾ができますからね。
出世って、肩書をあげるということですよね?
私は銀行に入行して10年目ですが、一般職から総合職への打診を受けて、昨年総合職へ昇格しました。
新卒入社の時点で総合職として入社した同期と比べると、私も基本給は全然違いましたよ。
「大学の違いで、ここまで差がつくんだな」と嫉妬のような気持ちを、同期と接するたびにしょっちゅう感じましたよ。今思うと、まさに劣等感丸出しという感じですけどね。
でもね、仕事をしていくと、一般職だろうが総合職だろうが根本って「その人の向上心」なんですよ。総合職だからとタカをくくって何の努力もしなければ、努力している一般職の同僚にあっという間に追い抜かれますからね。
だから私は、社内で取得できる資格を一つでも多く取ろうとがむしゃらに勉強したし、お客様には、どれだけ多忙であっても親切丁寧にと仕事をしてきました。
だから、今がある。努力ひとつですよ。
確かに女性が頭取になるなんていう無謀な出世は難しいでしょうけど、それは男性行員であっても同じだと思いますよ。