大学図書館のカウンター業務に必要なスキルは?2464view

大学の図書館のカウンター業務の募集を良く見かけますが、必要なスキルって何でしょうか。
書類選考や面接時のアピールポイントとして何を書くか迷っています。

前職は派遣でコールセンターの電話受付をやっていました。電話をしながらPCを操作して対応を行っていました。詳細は省きますが、分厚いマニュアルに沿っての研修が2ヶ月間もある仕事でした。
話す事、口を動かす事に疲れてしまい、あまり話さない仕事のイメージで司書なんかいいなあと思って採用募集を探していると、カウンター業務というのをたくさん見かけます。
でも募集条件に、コミュニケーションスキルと書いてある場合があり、司書がそんなにおしゃべりするものだろうかと思って質問しました。
自分の中の司書のイメージは、カウンターで本を読んでいて、本が大好き、話すの苦手という感じだったのですが、現実は違うのでしょうか?

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回答

2件の回答

  1. tengo 2016/09/20 13:45

    あなたのイメージの司書に似ているのは、カウンターではなく選書や集書、図書の整備、製本、目録の仕事のほうです。どれもほとんどPCや本と向き合って悶々とするか、ひたすら作業をこなす仕事です。

    ・選書、集書:この図書館にどのような本を入荷したら良いか決める作業です。時事に関するものやリクエストのあるもの、利用者に借りてもらえる資料を予測して選びます。
    ・図書の整備:資料の持ち出し禁止処理、印押し、ラベル貼付、破損箇所を見つけた場合の修理といった作業です。
    ・製本:雑誌など、複数部を1冊の本にまとめるための事務・発注作業です。受入後、整備をして書棚に置きます。
    ・目録:資料をどの分類にするかを決め、目録の規則に従ってデータ入力をします。

    ただしどの仕事もそれなりの経験と知識が必要ですので、初心者の募集は少ないように見受けられます。
    また、あまり話したくないという人物を積極的に採用する企業や図書館は少ないと思います。どんな仕事も報告・連絡・相談が基本でしょう。ぺちゃくちゃとおしゃべりをする必要はありませんが、仕事をするのであれば、それなりに会話は必要でしょう。
    全く会話をしたくないのであれば、ゲームのデバックのアルバイトや清掃系のお仕事だと思います。ご参考ください。

  2. scholes643 2016/09/18 8:33

    閲覧業務の司書です。カウンターの仕事もしています。
    その司書のイメージはいったいどこから??本が好きなのは合っていますけど。。

    確かに図書館内は私語禁止、という厳しいところもありますが、お客さん(利用者さん)相手にぼそぼそとしか話せなかったら、その図書館のイメージは悪くなりませんか?
    少なくともカウンターの仕事では、利用者さんからの問い合わせに「的確に」答えるというコミュニケーションスキルは必要だと思っています。
    コミュニケーションといっても、話をするってことだけではなく、聞き取る力、ヒアリング力が重要になります。相手が何を考えてその質問をしてきたのか、背景を察しながら、相手の求めている答えや資料を探っていく必要があるのです。

    先日こんなことがありました。
    資料の弁償の方法について利用者さんから質問を受けた司書(勤務1年目)が、弁償方法だけを説明して手続き用紙を渡し、そのことを他の司書へ周知しませんでした。
    結果、その利用者さんは借りていた資料を紛失したとして弁償にお金を払ってしまいましたが、実は紛失されておらず、ちゃんと図書館に返却されていたのです。
    これは、1度目の対応の際、司書が「どうして弁償について尋ねてきているのか」を考えて利用者に理由を尋ねておくべきでした。
    そのときに、利用者が「実は紛失したみたいで・・・」と言っていれば、その場で貸出状況と該当の資料を確認し、本当に紛失したのか、図書館には返却されていないのかを確認する事ができました。そうすれば利用者さんも余計なお金を払わずに済みました。未然に防げたトラブルだったのです。

    こういった例は司書に限らず、普通の会社でもあると思いますが、カウンターに立って利用者さんの対応を行う限り、相手が「何に困ってその質問をしているのか?」は常に考えてヒアリングするべきなんです。

    また、資料についての問い合わせの場合も同じです。
     イギリスについての本はどこですか?」の質問に対し、どこの本棚にありますと、すぐには答えられない場合が多いのです。なぜなら、「イギリスの観光地の本」、「イギリスの食文化の本」、「イギリスの歴史の本」、「イギリスの服飾文化の本」、「イギリス文学の本」、「イギリス英語の訛りの本」と考えられる可能性がたくさんあるからです。上記は図書館では全て違う分類とされ、別の本棚に納められている場合が多いです。だから、利用者さんにどのような目的で本を探しているのか、どういった種類のイギリスに関する資料が欲しいのか、明確に聞き出す必要があります。
    目的も、ただなんとなく知りたいだけか、論文執筆に必要な資料が欲しいのかなどでも違いますよね。なんとなく知りたいならイギリスについての雑学の文庫、旅行記、観光案内、雑誌を勧めてみますし、論文に必要なら、論文の研究テーマに沿った資料や統計を探す必要があります。

    熱く語ってしまいました。すみません。
    私もレファレンスに関してはまだまだ経験が必要なので、これが全てとはいえませんが、カウンターの司書とはそういうコミュニケーション能力や推察力が必要です。
    コールセンターの経験があるとのことなら、職歴やアピールポイントにそういうところを書いてもいいですが、あまり人と話したくないという理由で司書を希望しているのであれば、あまりおすすめはできません。

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