入社時に自分の教育係(OJT)だった6つ上の先輩が2年前に会社を辞めて地元で起業されました。厳しい先輩でしたが、新人の頃に勉強させて頂いたおかげで、今頑張れていると思っています。30歳で主任に昇格できたのも同期の中では早い方です。
その先輩に先日久々にお会いしました。少し痩せられてましたが、思い出話や最近の仕事の状況などで盛り上がりました。先輩の会社は少数精鋭でかなり実績を上げているようで、来年には株式会社になるとの事、非常に嬉しく思いました。その時、酒の場ではありましたが「うちで働かないか」と言われました。
今の会社はソフトウェア系としては比較的大手(社員3,000人規模)ですが、やはり大手なりの大企業病というのもあり、思うような仕事は出来ません。また、同僚より頑張って仕事をしても、ボーナスを含めてほとんど差がつかず、重い仕事を避けて定時で帰っている人と待遇があまり変わらないのが納得できません。
大手企業の安定感は無くなりますが、この際先輩の会社で働いてみようと考えてます。ご意見頂けると助かります。
質問
会社をやめて起業した先輩の会社を手伝いたい(ソフトウェア開発勤務30歳、主任)12view
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回答
2件の回答
若いうちは頑張っても評価されず差がつかないのは仕方ないですよ。
歳をとってからの安心感は大企業でしょうね。特に体を壊した場合が顕著に差がでます。
中小企業やフリーランスの場合、健康に定年(それ以降も)まで働ける事が前提になってしまいます。いわばリスクの部分ですね。入院=収入ゼロという事も場合によっては考えられます。
奥様(いらっしゃればですが)が看護師とか公務員とか収入が見込める安定した職業ということでないと、路頭に迷う状況にもなり得ません。
あなたの先輩と同様に私の知り合いにもSEを辞めて会社を興した人が何人かいます。ある人は渋谷に会社を構えて、今でも社員を数人抱えた上で利益を出しています。しかし別の方は仕事が減ってしまい、社員もいなくなり、家族経営でなんとかしのいでいる状況です。
やりがいって大事だと思います。大企業では一般的にやりたい事は出来ないですよね。
しかし、将来的な事を考えると大企業が圧倒的有利です。
一番実感するのはお金を借りる時。住宅ローンを組む場合、車を買う時のローンなど、借りる人が所属している会社や団体が最重要視されます。あなたがどんなに優秀な人材であっても、銀行はあなたの身分、組織だけで融資判断します。
逆に持家が既にあるとか、その心配が無いのであればあなたの判断次第でしょう。
あとは、どちらかではなく、まずは今の会社に所属したままで、ボランティアで先輩の会社を手伝ってみてはどどうでしょう?週末起業ではないですが、副業感覚で初めてみる訳です。
先輩も酒の席でつい深く考えずに誘ってしまったのかもしれません。
社員を抱えるという事は、会社にとっては負担になります。いわゆる固定費という奴です。何もしなくても毎月あなたの給料は支払わなくてはいけません。
それを何倍も上回る仕事が本当にあるのか、あなたが即戦力になれるのか、後悔しない為にもまずは試用期間という事で土曜日だけ手伝いに行くとかしてみればいいじゃないですか?
今の会社を辞めるのは簡単です。でも同じクラスの企業に再就職するのはかなりハードルが高い事を認識して下さい。人生一度きりなので、どう転んでも致命傷を負わないようにする判断をおすすめします。