製薬会社の研究職で年収1000万円以上を得るケースは多いでしょうか?皆さんのお勤めの製薬会社では年齢的にはどれくらいで到達していますか?
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回答
1件の回答
大手製薬会社においては、大卒の研究者であれば、30歳代後半で、ほとんどの研究者が年収1000万円以上になるケースが多いです。
そして、その後、50歳前後で、研究所長や部長職以上になりますと、年収2000万円以上になるケースが多いです。
一方、中小製薬会社ですと、30歳代後半で年収700-800万円、40歳で部長クラス以上になると年収1000万円以上に、到達するケースが多いです。
また、製薬会社に転職した際には、最初の半年~1年間は試用期間として、低めの給与しか出ませんが、試用期間をうまくクリアできれば、30歳代後半で年収1000万円以上を得ることも可能であり、また、その後も、成果を出せれば、中途採用の社員ということで、出世が遅くなることもありません。
大手製薬会社と比較して、中小の製薬会社では、前述した年収から100-300万円程度、低くなるケースが多いです。
また、大手製薬会社では、地域手当、住居手当や扶養家族手当(月に10-20万円程度)が、給与と別に支給されることが多いのに比較して、中小の製薬会社では、これらの手当てが出ないケースがよくあります。
ちなみに仕事内容によっても出世や昇給は違います。
http://www.tensyoku-station.jp/info/120418/
「一般に、製薬会社の研究職として、主に、
①有効成分の合成の研究
②薬理の研究
③製剤の研究
④有効成分の合成のための工業化検討
⑤基礎研究に分類される」
とありますがこれらの中でも、有効成分の合成研究を行う研修者が、圧倒的に、出世が早く、若くして、高い年収になる可能性が高いです。
その他、以前は、基礎研究を行う製薬会社が多くありましたが、現在では、基礎研究をしていない、または、その部門を縮小している製薬会社がほとんどです。
多くの製薬会社は、すぐに利益につながる研究をする研究者を優遇する傾向にあり、基礎研究で成果を出しても、評価は低く、年収アップには、なかなかつながりません。
国内企業と外資系企業の年収の違いについても少し言及します。
製薬会社において、国内企業と外資系企業の年収は、一般に、外資系企業が高いと思われがちですが、一概にもそうは言えないのです。
外資系企業は、若いころは、確かに、国内企業と比較して、高い年収が得られますが、年収の伸び率があまり高くありません。
一方、国内企業は、若いうちは、年収が低めですが、30歳代中盤から、いっきに高い年収になりますので、生涯年収を比較すると、製薬会社において、国内企業も外資系企業もそれほど、変わらないようです。
一概に、その時の年収だけでなく、昇給率や手当て(外資企業の場合、住宅手当等の給与以外の手当てが少なかったり、全くないケースがある)等についても、転職をする事前によく調べておくことが重要です。