理学療法士の業務内容・仕事先・年収76view

タイトルの通りです。
・理学療法士の業務内容
・理学療法士の仕事先の分類
・理学療法士の年収相場
を知りたいです。

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回答

1件の回答

  1. wyld 2016/11/19 16:47

    <理学療法士の業務内容>
    理学療法士の仕事内容は、「病気・けがなどで日常生活・スポーツ活動などに支障が出ている人の復帰を補助すること」です。具体的には、脳卒中・肺炎・心臓病などの内科・神経内科領域の疾患や交通事故・転倒・スポーツ外傷などの整形外科領域の疾患などで体力が落ちた方や身体を動かすことが困難である方が日常生活に戻れるようサポートしていきます。また、自立した生活が送れない状態の方であっても、残された機能をうまく使ったり、周りの環境を整備して介助量を軽減することも大きな役割です。

    患者様の治療には、主に「運動療法」と「物理療法」があります。運動療法は理学療法士がもっとも扱う治療方法で、ストレッチ・筋力トレーニング・バランス練習・歩行練習・動作指導が主な内容です。たとえば、「歩けるようになる」ために「歩行練習をする」ことは想像がつきやすいと思います。ただ歩けばいいのではなく、歩くためには、簡単にまとめると「足を運ぶだけの可動性がある」「推進力を生む筋力がある」「安定して動けるバランスがある」ことが必要になります。歩くために必要な機能は何か、この患者様にはどんな機能を補強すべきかを常に考えながら治療するのが理学療法士です。物理療法は補助的な治療で、温熱・寒冷・電気・赤外線などで主に痛みを軽減するために機械などを使うことが多いです。その頻度は扱うセラピストによってまちまちです。

    理学療法士単独で仕事をすることもありますが、医療機関にいれば医師の指示を受け、看護師と医学的な管理を相談し、手のリハビリ担当作業治療士と言葉の言語聴覚士とチームを組むことが多いです。他にも、栄養士・ソーシャルワーカー・ケアマネージャー・介護ショップ・市役所などとも連携します。

    <理学療法士の仕事先の分類>
    理学療法士の採用先は、主に病院・クリニック・施設・公務員・一般企業・スポーツチーム・青年海外協力隊などがあります。メインは、病院や施設が多いです。クリニックのリハビリテーション科は理学療法士がいない場合がありますが病院のリハビリテーション科はほぼ必ず理学療法士がいます。介護老人保健施設や特別養護老人ホームなど、介護保険領域の施設でも職域が広がっています。むしろ、新卒の求人では施設求人が多くなっているともいわれています。養成校のなかでは「できるだけ学生を病院に就職させたい」との狙いから、求人票を出してくれることを条件に現職者向けのセミナーを無料で行うなど、病院の求人を確保しようとしているところもあります。

    スポーツチームに帯同する理学療法士もいます。昨今ではプロ野球の読売巨人軍に理学療法士がいることが話題になりました。スポーツの世界では、アスレティックトレーナーと職域が重なるため、かなりの競争になります。また、スポーツ領域自体が給料をもらって活動している人が少ないです。スポーツ理学療法で生計を立てるのは、相当な努力が必要になるでしょう。

    これも人数は少ないですが、青年海外協力隊としてカンボジアなどの発展途上国に赴任する場合もあります。主な業務は理学療法の普及で、国立病院に勤務する場合もあれば山間部の小さな診療所にリハビリそのものを広める活動を行うこともあります。言葉の壁や風土に悩まされるかもしれませんが、日本では得られないリハビリに対する視点を得るチャンスでもあります。

    <理学療法士の年収相場>
    高収入のイメージがある医師・看護師・薬剤師と同じように稼げるイメージを持たれがちですが、実際はそんなに高くありません。年収350-400万円程度が病院・施設勤務の常勤理学療法士の平均給与です。訪問看護ステーションは400-450万円が散見されます。管理者になれば管理者手当により、年収500万円程度が見込める場合があります。初任給で年収300万円程度、ボーナスは3-4か月分、昇給は年1%程度が多いです。手取りにして月給20万円前後ですので、初任給としては悪くないが伸び幅が少ない、ことが挙げられます。ですから、「自分ひとりが生きていくことには十分だが、家族を養うには心もとない」程度の金額です。

    理学療法士がどうやって収入アップを図るか。一番多いのは非常勤、すなわちアルバイトをすることです。主に病院・施設・訪問看護ステーションなどで週1日の勤務がある場合があります。週3のパート勤務もありますが、常勤の方が追加で働く場合は週1が多いです。給料は時給で病院・施設ならおよそ2-3000円程度で、訪問看護ステーションなら4000円を見込める場合もあります。

    このほかに、学会のスタッフや口演の座長を行って臨時収入を得る、技術を極めて理学療法士がスキルアップのために受けるセミナーの講師をすることも一つの選択枝です。例を挙げると、日本理学療法士協会では「協会主催のセミナーの講師になるには認定理学療法士以上の資格が必要」とされています。研修と試験を突破するまで下積みして、人に教えることでお金を得るのもまた一興かもしれません。

 

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