ノルマと残業過多で転職する場合の志望動機の書き方(製薬会社・研究職希望)51view

一部上場の製薬会社で新規の医薬化合物の合成研究を行っていますが、ノルマが厳しく、毎月かなりの数の新規化合物を製造しなければなりません。
29歳で年収は700万円なので、この点は満足しています。また、先輩や上司の主任研究員や研究所長などはとても良い方たちで、人間関係は非常に恵まれています。大型の医薬製品を数個もっていますので、会社の経営も安定しています。

しかし、とにかく残業がきつくて休日出勤も多く、ついていけないので、他の製薬会社への転職を考えています。上司にも相談したのですが、ノルマを厳しくしないと競合他社との競争に勝てないので、ノルマを減らすのは無理だと言われています。

そこで、他の製薬会社に転職する際の志望動機について、私のような場合はどのように説明したらよいのでしょうか?職種は研究職を希望しています。

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回答

4件の回答

  1. loweth 2016/06/14 17:40

    ジェネリック医薬品の会社への転職は検討されていますか?同業の研究職なので転職はしやすいと思います。
    もし当社を受ける場合ですが、志望動機については、ジェネリック医薬製品のいいところ、例えば

    ・「処方の方法や経済的な面で新薬メーカーの薬剤より患者にやさしい」
    ・「国の医療費を削減したいという政策にマッチしている」
    などを言ってもらえばよいと思います。

    ただ、質問者様には当てはまらないと思いますが、「前の会社の人間関係が悪くて・・・」などは言わないほうがよいです。このような発言があると、当社ではグループで複数の人と共同してプロジェクトを行うことなどもありますので、(その個人の能力は高くとも)他の人とうまくやっていかるのか?コミュニケーション能力に問題があるのでは?など、無駄な疑念を抱かせてしまいます。
    当社では、個人の能力1.3で個人的に優れている人よりも、個人の能力は1でも、他人と協力して、1+○=3になるような成果を出せる人を求めています。

    残業時間は、研究職で20~40時間程度で、体力的にもそれほど大変ではないと思います。ただ、当社では新規医薬化合物の研究はやっておらず、例えば、いかに既存の医薬品を安く簡易に作れるかなどの製法検討をメインに行っています。その他は製剤研究になります。
    あなたの場合、製法検討の部門の採用になるのではないでしょうか。

    年収もおそらく今お勤めの会社と変わらず、30代で年収1000万円は十分可能です。
    色々な点でメリットの多いジェネリックの製薬会社の研究職ですので、転職先として一度ご検討いただければと思います。

  2. 5macgill 2016/06/11 8:53

    一部上場の製薬会社の研究職、43歳の管理職です。新卒・中途採用の面接官などもやったことがあります。
    志望動機については、マニュアルやインターネットで調べるなどして、面接官をうまく説得できる志望動機を考えられたらよいと思います。ただ、最近はみな似たり寄ったりの優等生的な志望動機を述べるので、志望動機だけでは優劣をつけにくくなっているのが現状です。そうなると、複数の求職者がいた場合、偏差値の高い大学から順に採用というかたちになってしまいます。
    私としては、もっとオリジナリティのある、良い意味で変わった志望動機を言う人がもっといてもよいと思います。やはり、似たような思考の人間ばかりだと、会社がピンチのときにユニークな発想で救える人間がいなくなってしまうからです。

    古い中国の史記の中で、「奇貨おくべし」という故事があります。
    これは、ある富豪が食客として優秀な人をたくさん養っていたのですが、ある日、面白い発想の人間がいて、その人も食客として採用しました。他の食客からは、なんだあの変わり者は、とふだんは馬鹿にされていたのですが、ある日、その富豪が他の国の軍勢に襲われ、命の危機がせまったとき、優秀な食客は何の役にも立たず、変わり者の食客がユニークな発想で機転をきかし、その富豪の命を助けたのでした。つまり、組織の中には考え方が変わっているものも必要だと思うのです。

    例えば、発毛剤のリアップ(ミノキシジル)も実は当初は高血圧の治療剤として開発されていたのですが、ある研究者が、発毛に効果があるのではないか?と思いついて発毛の研究を開始し、リアップとして商品化に成功して、会社は大きな利益を得ています。もし盲目的に高血圧の治療剤としてだけ開発していたのでは、全く売れなかったかもしれません。このようにユニークな発想の人間が欲しいのです。

    特に、医薬業界の競争は激化していますので、こういったユニークな発想が会社を助ける可能性は十分にあると思います。
    私個人としては、志望動機などについてはあまりマニュアルなどに頼らず、オリジナリティのある発言をしてくれる人を待っています。

  3. gilthorpe-39 2016/06/10 9:56

    残業や休日出勤でかなり苦労されているようですね・・・。
    私は中堅製薬会社の研究職ですが、残業は1ヵ月20~30時間ほどでそれほど多くないし、休日出勤もありません。
    おそらく、質問者さんが私の会社に応募されたなら、それほど志望動機にこだわることなく採用となると思います。
    ただ、いったん中小の製薬会社に入ってしまうと、もしその会社に不満があったとしても、一部上場の製薬会社に戻るのはかなり難しくなります。

    医薬業界で、新薬の開発の競争は熾烈を極めており、うちの会社もバルクメーカーとして生き残るか、ジェネリックの製薬会社として生き残るのか、かなり厳しい判断にせまれられています。
    もしうちのような会社に転職した場合、質問者さんの悩みは解決されるかもしれませんが、それは一時的なもので、会社の経営の将来性を考えたらあまりおすすめはできないです。

    可能であれば、現在の勤務先と同等の規模の製薬会社に転職した方がいいと思います。
    単に現状が辛いから逃れたいというだけの理由でなく、将来的なビジョンについてもよく考えたうえでの転職活動と志望動機を考えることをおすすめします。

  4. pyle_p 2016/06/09 14:02

    同業の同職種への転職なので、難易度は低いと思います。
    ご質問されている志望動機ですが、

    (1)転職する製薬会社の技術的なメリットや長所を言うこと:
    「新薬開発のスピードが業界内でトップである」「学会発表を拝見して、とても高い合成の技術力をもっていることを魅力に感じ、自己のレベルアップのためにも、御社で働きたい」
    「海外の製薬会社にも負けない競争力のある技術を持つ」「基礎研究から開発・販売までをグローバルな一貫した体制の強みとして持つ」
    などといった文言は好感を持たれやすいと思います。

    (2)市場のニーズにマッチしていること:これから来るであろう高齢化社会のニーズにマッチした新薬の開発をしている、など。

    (3)自分の前の会社での実績・経験・技術が生かせること:これは、そのままあなたの現在の会社の仕事の実績などをアピールすればよいです。

    (4)主力製品について褒めること:転職先の会社の製品についてよく理解しているということを、相手に知ってもらうためです。

    その他ですが、レベルアップ、社会貢献、海外市場でも十分に通用すること、病気で苦しむ患者を救いたいなど倫理的に良いことなどを言うのも良いと思います。
    また、英語力についても、当然高い能力が要求されますので、この点もアピールしましょう。

    その他、前の会社をやめる理由については必ず聞かれると思います。
    「キャリアアップのための転職」というようなことを言ってもよいと思いますが、なるべく面接官が納得できるような説明をしましょう。
    ただ、前の会社では時間外労働が非常に多く、土日休日も出勤し睡眠時間は平均3時間で、このままだと体を壊しかねないから(そこまで言ってない?)という本音を話しても、それほど印象が悪くなるとは思いません。逆に、そんなに仕事を頑張れる人物なのだなと思われることもあると思います。
    最後に、すぐに即戦力として活躍できるということを、面接官にいかに納得してもらえるように説明できるかが最も重要ですので、この点は忘れないでください。

    ただ、通常製薬会社で医薬化合物の合成研究を行っていれば、ひと月の残業時間は60h~多いと100hくらいにはなると思いますから、転職を希望する会社の残業時間がどの程度なのか、事前に調べた上で、転職の採用試験を受けるべきだと思います。

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