薬局勤務の薬剤師2年目の男です。仕事を覚えるのが精一杯で忙しい日々を過ごしています。
今はまだ転職は考えていませんが、将来的にどうなるかわからないし、何となく不安です。
巷では、薬剤師なんて今から目指す仕事ではないとか、薬剤師過剰時代が来るとか、政府からも病院前の「門前薬局」などに対して「もうけすぎ」との指摘が出されたりとか、なにかと話題にされていますが、これから生き残れる薬剤師に必要なことは何だと思いますか?
薬剤師のやりがいのモチベーションの持続、待遇改善のために努力すべきことはなんでしょうか?
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1件の回答
袋詰めの仕事で高い給料をもらってるとか、薬価差問題が医療機関から調剤薬局に移っただけ…等、色々バッシングもされたりしていますね。
薬剤師過剰時代が来るとかいわれてますけど、高齢者は増える一方で、当然医療費も増えていくわけですから、薬剤師余りの時代がくるとはあまり思いません。薬学部の増設で薬剤師の数は増えていますが、国家試験の合格者率は低い割合にとどまっています。少子化時代で薬剤師だけ急増するとかはないでしょう。
社会保障費を抑制するため、調剤薬局は儲け過ぎだから薬剤師の技術料、調剤料を引き下げる一方で、「かかりつけ薬剤師指導料」「かかりつけ薬剤師包括管理料」が新設されました。
また、薬剤師が在宅医療へ積極的に取組むことで病院医療費の削減に貢献することを期待されたりしています。在宅医療での残薬管理により、薬剤費の削減効果が見込まれています。
また、医師にはなかなか聞けないことも薬局の薬剤師なら相談しやすいと、患者さんが気軽に健康相談などができる薬局として「健康サポート薬局」の創設も始まります。健康アドバイザーとして病気のことや、OTC薬やサプリメントの知識も豊富にならないといけなくなりますね。介護や福祉に関する知識も必要となってくるでしょう。
要するに、調剤以外にも様々な仕事が増えていますし、まだまだ売り手市場が続いています。求人サイトの賑わいを見ても、まだ薬剤師の需要はあるのかなーと思っています。
薬剤師は、以前よりもコミュニケーション能力とさらなる専門性が求められてきていると思います。コミュニケーション能力って一朝一夕に身につくものでもないですから、日々の仕事や人との関わりの中で身に付けていくしかないですね。
質問者さんはまだお若いようですし、職場でも色々な人との出会いがあることでしょう。
次世代の薬剤師としてご活躍をお祈りしていますよ。がんばってください!