20代で看護助手をしています。作業療法士の資格に興味があります。作業療法士の仕事先をわかりやすく分類して欲しいです。
- 転職ステーション
- 医療・福祉・保健系職種
- 作業療法士
- みんなのQ&A
- 作業療法士の採用先は?
質問
作業療法士の採用先は?41view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
2件の回答
転職ステーション内の
http://www.tensyoku-station.jp/info/111383/
にも開設がありますね。
作業療法士としての採用先の分類は、大きく分けて医療系、福祉系という2つの分け方があります。医療系に進んでいくのか、福祉系に進んでいくのかによって作業療法士として学べることや業務体系、内容などは大きく変わっていきます。
少し細かく見ていくと医療系は、病院、診療所、老人性認知症疾患センターなどに分けることができます。病院はさらに細かくなり、一般病院特定機能病院、精神病院などに細分化されます。診療所は、有床か無床等で分けられていきます。医療系はそこまで細かく分類はされないのですが、福祉系についてはかなり細かく分類をすることができます。福祉系に進んでいく場合には、就職先となる施設がどのような分類をされる施設であるのかは知っておいたほうが良いでしょう。
福祉施設について大きく分けていくと、身体障害者福祉関連法施設、児童福祉関連法施設、精神保健福祉法関連施設、知的障碍者福祉法関連施設老人福祉法関連施設、高齢者医療確保法関連施設、介護保険法関連施設、障碍者自律支援法関連施設などがあります。簡単に言ってしまうと、身体障害、児童、精神障害、知的障害、高齢者、介護保険というように理解をすることができます。
またこれらの項目はさらに細分化されていきます。身体障害者福祉関連法施設であると、身体障害者更正援護施設と身体障害者更正相談所にまず分かれていきます。身体障害者更正援護施設はさらに細分化されていきます。同じように児童福祉法関連施設等も細かく分かれていき、分類によってできること、できないことが大きく変わっていくこともあるため注意が必要です。
最近では特別支援学校や保健所、訪問看護ステーションなどで作業療法士を募集することも多くなってきました。リハに関係する企業で仕事をすることもあります。これらの場合、医療系とも福祉系とも違う特徴を持っていることも多くあります。施設に関する理解はより重要になります。
医療系であれば作業療法士は基本的に「リハビリテーション科」に属していくことが多いですが、リハビリテーションと言っても、脳血管疾患のリハビリテーションもあれば、運動器リハビリテーション、精神科リハビリテーション、障害児リハビリテーションなど多数の種類があります。満遍なくかかわることもあれば、どこかに特化している施設も当然あります。そのため自分がどのような分野、業界に興味があるのかよく検討しておく必要があります。
施設分類などで見ていくと非常に細かく分けられており、いまいちよく理解できないということもあります。そのため作業療法士としてどのような施設に就職をしていきたいかを検討していく時の、分かりやすい分類として「身体障害」「精神障害」「発達障害」「高齢者分野」というものがあります。まずこれらをはっきりとさせていき、その後、医療系に進みたいのか、福祉系に進みたいのかを決めていくと、自然と自分が進むべき施設の種類は決まっていきます。
参考になれば。