以前不動産ファンドについて諸々回答いただきありがとうございました。不動産販売会社にお勤めのかたいませんか?初任給や給与形態などのお金の話、勤務時間や休暇などの勤務体系の話を今回は教えて欲しいです。
質問
不動産販売会社の給料・勤務体系24view
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1件の回答
不動産販売の初任給は、20万円~25万円くらいになります。初年度年収は、300万円~400万円くらいが目安となるでしょう。また、新卒を採用している会社には、初年度は固定給、2年目以降は歩合給併用などの対応になる場合もあります。大手の会社は、他業界に比べ比較的初任給の給与水準は高く、住宅手当等もしっかりある場合が多いです。中小になると、残業代が含まれていたり、あまり高待遇とは言えない場合もあります。
給与形態ですが、営業職の場合、固定給と歩合給と言われるインセンティブが併用の場合が多いです。その歩合率は、会社によって違いますが、固定給が10万円~25万円、+自分の販売成績による歩合給やインセンティブが支払われます。歩合給には、物件の販売金額に対するもので設定されているものや、四半期や半期の営業成績に連動するものなどがあります。また、月間表彰や社内MVP、報奨金制度などがある会社も多く、営業成績にはお金で応える、といった会社も多いです。このように給与は自分の売上高によるので、金額は月や年によって大きく変動があり、あまり安定していません。ただし、営業能力が高い人は、20代で1000万円を稼ぐ人もいるなど、実力主義の世界です。ほかにもインセンティブがある他業種の営業職と比べても、不動産販売のインセンティブは、稼げる人や稼ぎたい人には大きな希望が持てる内容であることが多いでしょう。ただし、安定を求める人、ノルマや競争が嫌な人、金銭によるモチベーションがあげられない人は、仕事を続けることが難しくなってしまう場合もあります。
勤務体制ついてです。勤務時間は、8:00〜18:00前後の場合や、販売センター等の勤務の場合は、10:00~21:00頃までのシフト勤務の場合などがあり、もちろん会社によって違います。しかしながら、業界としても残業が多く、日中に営業に出て、夜は資料準備や発送、物件の下見や顧客への電話営業等に追われることになります。忙しく、成績がよい人ほど残業が多くなる傾向にあります。ただし、成績が良ければ給与もいいので、それがモチベーションになるとも言えます。逆に、仕事もなく営業成績も上がらず、勤務時間や残業時間中も暇になってしまう方がつらいかもしれません。歩合給なので自主的に残業している人も多く、実働時間=残業代にならないこともあります。時間で働くというより、成果を出すために働いている、残業代より歩合で稼ぐといった発想が必要になるでしょう。休日については勤務先によって変わりますが、水曜日と日曜日が定休であったり、週休二日のシフト制の職場もあります。個人向けの販売の場合、土日が営業のメインになるため、平日休みの場合が多いです。