タイトルどおりなんですが人材コンサル業界の中で「人事制度コンサルタント」という求人がありますが、仕事内容や求人事情などを教えてください。
質問
人事制度コンサルタントの仕事内容や求人事情など3view
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回答
1件の回答
人事制度コンサルタントは、クライアントの人事制度を作りたい、見直したいというニーズをサポートすることが主な仕事内容になります。例えば、年功序列的な制度を成果主義的な制度に変更したり、新たな事業戦略に合わせて、人事制度の見直しを行います。
具体的には、経営者の意向や現状の従業員の制度に対する理解度や問題意識のヒアリングを行いながら、現状の人事制度を分析して、課題と新制度の方向性を打ち出すことから仕事は始まります。
その上で、方向性に合うように、具体的な制度を設計します。設計の際の具体的な仕事は、求める人材像の定義、等級、評価、報酬制度のルール策定、各種シミュレーション、運用ルールの決定等、多岐に渡ります。
人事制度設計といった場合、その守備範囲は極めて広く、クライアントの人材戦略全般に携わる機会も多いのが魅力です。
求人事情についてですが、人事制度コンサルタントの求人は、常に安定的に人材が募集されています。なぜなら、人事制度設計は人事コンサルとしてのコアスキルであるためです。
ただ、求人として「人事制度コンサルタント」という呼び名でも、実際に入社後、人事制度設計ばかり行うということはほとんどありません。人事制度設計が可能であれば、人事コンサルの仕事を全般的にできると期待されているためです。そのため、人事制度以外に対しても柔軟に対応するマインドとスキルがある人材の評価は高いです。
求められる要件としては、事業会社における人事企画等で人事制度設計や人事制度改定の経験があると有利です。ただし、人事制度コンサルに重要なのは、人事制度に関する知識だけでなく、経営全般に関する知識や、正確にロジックを積み上げる力だったりします。そのため、意外と人事未経験者であっても採用になるケースは多いです。
余談ですが・・・
人事制度コンサルタントの一般的なネクストキャリアとしては、事業会社の人事企画部門等に転職するケースは割と多いです。コンサルとして多くの企業を見てきた経験と、経営的なニーズを実際の制度に落とす力が評価されます。また一定のポジション以上の方だと、人事役員、部長級での転職も珍しくありません。
参考になれば。