転職サイトで「病院事務」という職種を目にしました。病院の事務職というと、受付にいる女性を想像するのですが、男性でも病院事務に採用されるのでしょうか。あまり受付に男性がいるイメージはありません。
女性のみの採用であっても、昨今は応募要項に正直に記載できないと思われますので、実際のところどうなのかと悩んでいます。応募しても、もし男性だからという理由で採用されないということであれば、無駄足になってしまいますし。
また、女性に限定していなくとも、女性の方が有利というようなことはあるのでしょうか?
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2件の回答
地方にある病院で採用関係の業務についていました。そのときの経験から言いますと、新卒の場合は女性のほうが採用される確率が高かったです。とはいえ、女性を優先的に採ろうとしていたということではありません。単純に、女性の応募者のほうが、筆記試験の結果や、面接での応対がいい人が多かったというだけです。
ひと昔前と違い、女性が寿退社することも少なくなっていますので、辞めないから男性がいい、ということもありません。
役職についている人に関しても、男女に差はありませんでした。採用も昇進も、あくまでもそのひと個人を見て人事が決定されていました。
病院の受付の女性事務員は派遣だったりパートだったりする人が多いのではないかと。だから女性が多く見えるのだと思います。確かに女性の比率は高いですが、派遣やパートの男性もいます。
また、正職員が受付にいる場合もありますが、その場合は男性も女性もいます。取り立ててどちらが有利、といったことはないと思われます。
ですが、病院事務職の採用に際して、男性が有利な場合もあります。当直がある場合です。当直とは、勤務時間外である夜間の業務のことです。入院のための施設がある病院だと、夜間でも事務職は病院に詰めていなくてはなりません。これは、急患や死亡した患者さんの手続きや対応をするためなのですが、多くの病院で男性職員の業務とされていると思われます。夜間は職員がほとんどいなくなり、夜勤の看護師さんや医師のみが残ることになりますが、患者さんが暴れたり、不審者が侵入したりすることがないとも限りません。看護師さんは大半が女性ですから、警備的な面で不安が残ります。そういった事情などがあるため、夜間詰める職員は男性のほうが適しているのです。
これだけ見ると、男性の方が当直がある分業務負担を強いられているように感じますが、男性が当直業務を行う一方で、女性にも日直という、休日の日中に詰める業務がありますので、業務内容自体にそれほど大きな差はないと思われます。