学校勤務の心理職ですが、自分が役に立っているように思えません532view

現在臨床心理士として働いているものです。
僕はちょっと変わった経歴で、元々は学校経論でした。就職して3年目に異動があり、興味があったので夜間定時制の高校の教師になりました。そこで出会った子供たちに衝撃を受けて、一人一人から丁寧に話を聞いているたびに、彼らの心に寄り添いたいと思うようになりました。それにはもっとたくさん知識が必要だと思って、一生懸命勉強して臨床心理士を目指し、時間はかかりましたが何とか大学院に合格することが出来ました。

大学院では思春期青年期の子どもたちの心理について専門的に学び、大学院で得られた知識を現場に還元したいと強く思うに至りました。そんな気持ちを持って大学院卒業後は、スクールカウンセラーの掛け持ちを主として働くようになりました。
元の教師に戻ることも考えたのですが、教員免許がありいつでも戻ることはできるので、今は自分がやりたい仕事をしようと思ったのです。30代にして自分がやりたいことがはっきりと分かっておらず、お恥ずかしい現状です。

しかし、実際に現場でスクールカウンセラーとして働いてみると、教師としての立場も分かるし、心理士としての立場も分かるので、板挟みのような状態になってしまいました。例えば、教師に対してもっとこうしてくれればよいのにと思うことがあっても、でも実際に現場ではこれが限界かもしれないとも理解できるので、結局何もできず物事が変化しないということがあまりに多いのが現状です。

僕の力不足の面もあると思います。しかし、そんな毎日を送っている間に、自分がどういうことをやりたいのかが分からなくなってしまいました。いっそのこと教師に戻った方が良いのか、それともこのまま心理職として働く方が良いのか、もし教育関係の心理士で働いている人がいたらご意見をお聞かせください。

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回答

3件の回答

  1. numae041 2016/06/30 22:00

    私も心理士です。私も自分が誰かの役に立っているなんて全然思えません。それでも患者さんや生徒がいる限りは働こうって思っています。
    私も前は別の仕事をしていました。最初は普通のOLみたいな感じで働いていました。学部が心理学で元々心理士には興味があったのですが、なんかハードルが高い気がして大学院は行かなかったんです。でも、職場で悩んでいる人がたくさんいて、ちょっと気になるくらいひどくて、心理士になりたいって思って30代前半で心理士をやっています。
    別の職場を経験していると、いわゆる心理士を目指してから心理士になった人とは違う視点で物事を見ることが出来るように思いました。そこで思ったのですが、物事を解決しないことも大切だと思います。現状を変化させないことと言うか。
    そこに板挟みになって耐えてくれる人が一人いるって、すごい力だと思います。そういう力がある人であるなら、私はもう少しスクールカウンセラーを続けられてもいいんじゃないかと思いました。他の回答者さんとは違う意見になってしまって申し訳ありません。
    そうやって、色々なことを悩みながら今の仕事を大切にこなしてくことが大事なんじゃないかと思います。あるいは、ちょっと先生が手いっぱいでできない分、可能な範囲で心理士がお手伝いをしてあげてもいいかもしれませんね。
    例えばですけど、全体の指示が入らなくて困っているお子さんに対しては、連絡帳を書くときだけでもそばについていてあげるとかすると、家庭での支援に繋がりやすいと思います。先生がお母さんとお話しする時間が取れないのであれば、代わりにお話をして先生にまとめてお伝えしてあげても良いかもしれません。
    心理士は影で動くイメージがあるので、自分が何か役に立つことをするというよりも、周りが意味がある形で働けるように環境を整えることも大切な仕事だと思いますよ。

  2. tuition-27 2016/06/28 10:07

    結論から申し上げると、教師に転職することも一つの方法だと思います。
    夜間定時制高校での実績があるのであれば、恐らく生徒一人一人と密に関わり合い、保護者の皆さんと話し合いなども進めてこられたのでしょう。
    心理士と教師の違いを考えてみたのですが、恐らく教師の仕事は心理士ではできませんが、頑張れば心理士の仕事は教師でも出来ます。それが夜間定時制高校であればなおさら密にかかわることが出来るでしょう。
    大学院を修了され、十分な知識と経験をお持ちであれば、その状態で教師に戻ってくるという事だけでも学校側としては大きな戦力になると思います。
    表現が不適切であればすいません。
    そのため、私だったら転職をするだろうなと考えている次第です。

    また、将来的なことを考えると、どうしてもスクールカウンセラーは非常勤です。もしかして、いつか現状保障されている時給等が減額されるとなった場合に、スクールカウンセラーだけでは続けていくことが難しいかもしれませんよ。
    そういうことを考えると、教師に戻った方が生活の面でも安全かと思います。

    スクールカウンセラーはいつも板挟みです。一人職場の心理士は多かれ少なかれ板挟みにあい、
    自分がいかに何もできないのかを実感しながら孤軍奮闘する立場であると思います。
    もしそのような状況が想像を絶するくらい大変な状況であるのだとしたら、もしかしたら別の立場からご活躍をされる方があなたの力を発揮することが出来るのかもしれない、と思います。
    いずれにせよ、心理面まで考えて教育について検討してくださる人がいることはとても心強いことだと思います。応援しています。

  3. challis_m 2016/06/26 9:28

    教師として働かれながらも、一人一人の心理面に目を向けてくださり、臨床心理士の資格まで取得されるなんて本当に尊敬いたします。脱帽しました。コメントを読ませていただいて感じたことになりますが、ぜひその情熱をもって子供たちに接して欲しいです。

    私も質問者様と同じように教育関係の仕事についています。そのため共感できるところはすごくたくさんあります。つまりどういう事かというと、教育の現場って、質問者さんが感じていらっしゃるような、「子供のためならもっとこういうことをしてほしい」という思いと「学校の先生は忙しいからこれくらいが限界かもしれない」という思いが常に交錯する場所だと思います。その板挟みになっているのは本来お子さんや保護者の皆さんです。その役割を心理士である私たちが一端を担うことになっているのですが、それだけでもお子さんや保護者の方にはすごく助かっていると思います。一人で悩まなくて良くなるので。
    なので、板挟みである状態は、もしかしたしたら生徒さんや保護者の方の心境を敏感に感じ取っているかもしれません。質問者様が感じているように、先生に言っても何もしてくれないと思う・言っても無駄かもしれないと生徒や保護者は感じているのかもしれませんよ。そして、それに気が付いてくれる学校側の人が一人でもいることに救われているかもしれません。
    学校だけではないですが、建物や組織には力動があります。そのため、もしかしたら質問者さんの個人的な問題から起因していることも考えられますが、そのような教師とその生と、保護者との関係性が現れているだけのことかもしれません。
    長くなりましたが、一度ご自身の問題と言う形ではなく、「教師と生徒・教師と保護者の間で生じている問題に自分が巻き込まれているかもしれない」という形で現状を見つめ直すことをお勧めします。頑張ってください。

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