制作プロダクションでCMディレクターをしています。
まだ駆け出しのディレクターですが、別のプロダクションへの転職を考えています。
制作部だった頃の仕事も含めて、作品集、というかポートフォリオのような物を作っているのですが、今いる会社で作った物を転職活動に使ってもいいものなのでしょうか。
著作権などの問題があるようなら、企業名などが分からないように編集し直した方がいいのでしょうか。
もしくは、個人的に制作した物しか認められないものなのでしょうか。
法的にどうなのか気になり質問させていただきました。
質問
転職時に今の制作プロダクションの作品を使うのはNG?190view
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回答
3件の回答
基本的に著作権は企業に帰属しますが、今まで自分がどういった作品をそのプロダクションで制作してきたのかを伝える程度であれば問題ありません。
ただし、作品の著作権は作成した当時に勤めていた会社にある、という前提があることを忘れてはいけません。
守秘義務契約に違反しないことを大前提として、徹底した管理のもとで使用するのは構いません。
私の場合、先方の制作プロダクションから勤務時に制作した物を見せてほしい、と言われたので面接時に見せました。
特別な守秘義務や社外秘の物なら話は別ですが、すでにオンエアされていて多くの人の目に触れているのであれば、機密漏えいにはなりません。
著作権はもちろん会社にありますが、他人に見せてはいけないという事ではないです。それを見せる事で何か利益を得るわけでもないですし、自分の実績を見せているにしか過ぎません。
ディレクターとしてのご自分の資料であって、他の会社の何かの技術を転用しようというわけではないので、クライアント側に不利がないよう気をつければいいのではないでしょうか。そこまで神経質になる必要はないかと思います。
作品がなければ評価できませんし、せっかく仕事として作った物があるのに、それを生かさない手はありません。
自分の趣味で作られた物と仕事で作られた物は、クオリティはまったく異なります。
クライアントや制作費、さまざまな制限や条件の中で完成したものは、個人的に作ったものよりも自身の実績として売り込むことができるでしょう。
制作プロダクションで長年働いています。
作品の優劣よりも、それを見た側がどう感じるかがポイントだと思います。この人は自社で作ったものを平気で他社に見せる、と思われてしまうかもしれません。
あくまで会社で制作した物の著作権は会社にあるので、会社で作った物は一切使わずに自主制作で作ったものや、ボツになった企画案などを使うのが無難ではないでしょうか。
あと、次もディレクター志望なのであれば、制作部時代の仕事は関係ないですよね。
ご自身で演出されたものだけを作品集に入れるべきかと思います。