38歳の専業主婦です。短大を卒業して家電量販店に就職し6年間勤めた上で同僚と結婚し、長男の出産を機会に退職致しました。その後次男長女と立て続けに子宝に恵まれ、私生活でも子育てに追われ落ち着く暇もなく今に至っております。そろそろ子供たちも成長して手が掛からなくなり、自由な時間も持てるようになりました。同時に主人一人の稼ぎでは生活も楽ではなく、仕事に復帰しようかどうしようかと考えております。仕事をするにしてもゼロから新しいことにチャレンジする年齢でもなく自分にできるることを冷静に考えたら自ずと家電量販店が思い浮かびます。接客販売にはある程度自信を持っておりますし売り場のメンテナンスも得意です。しかしながら今の私は当時のように24時間戦う元気も余裕もなく深夜まで拘束されるのは体力的にも精神的にも家庭的にも無理があります。今の私が自分の許容範囲内で勤務できるとすれば販売パートか派遣社員しかないと思うのですが如何でしょうか?
少しでも有利な方を教えてください。宜しくお願い申し上げます。
質問
家電量販店で働く際パートと派遣社員とどちらが有利ですか?86view
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回答
3件の回答
家電量販店の店長です。
店長の立場から言わせてもらうと派遣社員の中には結構問題を起こす人が多く見られます。どんな問題かというと、自分の所属するメーカーにこだわり過ぎて他のメーカーを希望するお客様をないがしろにする事です。お客様から見れば正社員もアルバイトも派遣社員も関係ありません。東芝が欲しいと言っているのに無理やり三菱を勧められたり、三菱を買わないと分かったとたん手のひらを返すように無視されたりすれば当然腹が立ちます。そういったクレームが
結構寄せられます。ベテランの派遣社員になるとどんなケースでも笑顔で対応してくれるのですが、慣れない若手に失敗が多いようです。クレームの多い派遣社員はいずれ働けなくなりますのでそのつもりでいて下さい。
販売パートが販売額によって評価されるのに対して、派遣社員は売るべきメーカーの売るべき機種を何台売ったかによって評価されます。販売パートは店中のどんな商品を売っても構いませんが派遣社員は関係ないメーカーを100台売っても何の評価にもなりません。より販売技術が求められるのは派遣社員だと思います。ただしあなたがより稼ぎたいと考えているなら派遣社員をお勧めします。基本給は低くても歩合給で挽回できます。例えば季節コーナーを見ると繁忙期には月収50万円稼ぐ社員も存在します。ただし食事も忘れ時間も忘れがむしゃらに働いた結果です。あなたの覚悟次第でしょう。
本来ならそのまま正社員として復帰するのがあるべき姿だと思うのですが、なかなか思い通りにはいかないようですね。
家庭に入った女性でも短時間の勤務であれば実力を発揮することもできるのに、深夜まで働かざるを得ない現状では正社員としての復帰は難しいです。結果的にパートか派遣社員しか折り合がつかないと言うことになります。女性が働きやすい労働時間等労働環境をもっともっと見直していただきたいと本気で思いますよね。
ではパートと派遣社員ではどのような違いがあるかと言うと・・・パートは担当によってレジパート売り場パート販売パートといくつかの種類に分かれます。基本は時給制で働いた時間によって給料が決まります。自分の都合の良い時間帯に勤務できるメリットがあるのですが、販売パートに関してはわたしの知る限り開店から閉店までのフルタイム土日祝祭日も基本出勤が原則です。1日4時間とかいう勤務は認められません。実績が認められたら昇給することはありますが、昇格する事はありません。時給とは別にインセンティブである程度金額を稼ぐことも可能です。キャンペーン期間中、特定の重点販売機種1台販売に付きいくらというふうに賞金が出ます。販売力のある方なら結構稼げます。
それに対して派遣社員は派遣元(大抵は家電メーカーの系列会社が多いです)との契約で、基本給プラス歩合給というパターンが多いです。この機種を売ればいくらさらにこの機種を売ればいくらというふうに細かくインセンティブが決まっています。大抵は複数のメーカーがそれぞれの派遣社員を派遣しておりますから(特に繁忙期の季節コーナーは)売り場は客の奪い合いまさに戦場です。販売能力と行動力がシビアに試される仕事です。