家電量販の社員です。家電業界に最近特に危機感を感じるようになりました。もう家電量販店の時代は終わったのでしょうか?ネット通販での買い物が主流になりつつある今もはや電量販店は必要ないのでしょうか?
実際、平日どの家電量販店を訪ねても明らかに閑古鳥が鳴いています。土日も一時期の勢いはありません。何より他社との価格競争でまともな商いができる状況ではありません。営業利益も20年前とは10%違います。(もちろん低いです)このまま家電量販業界は廃れてしまうのでしょうか?どうすれば存在価値を示せるのでしょうか?
私はネット販売が全てだとは思っておりません。所詮バーチャルの世界だと思っています。でも現実に賢い客は商品選定に家電量販店を良いように利用して実際の買い物はネットでという風にシビアに使い分けております。この厳しい現実をどのように受け止めたらよいのでしょうか?店舗レス、在庫レス、サービス無用の商売が日本に定着するのは無理だと思っていたのですが考えを改めるべきでしょうか?
質問
家電量販店の将来性は?業績は限界か?818view
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3件の回答
メーカーが直販に走らない限り家電量販店がこの世から消えることはありません。ただし数は今の半分以下になるでしょう。今は明らかなオーバーストア状態です。それが余計な競争を招いています。理想は40万人都市に大手量販店1社2店舗、地域店5店舗といったところでしょうか。そうなれば少なくとも大手量販店と地域店の住み分け共存は可能になると思います。Y電機の社長が将来家電量販店は3社に集約されると言っていましたが、まさにその通りだと思います。
すべてがネットになることはありえませんが、ネットの影響を無視することはもはやできないでしょう。簡単に最安価格を検索できる今、店頭で販売員の言いなりの高い値段で買うのはやはり抵抗があります。商品選定に家電量販店を良いように利用して実際の買い物はネットでというのは、家電量販店側からすればもっての他でしょうが、購入者側からすれば苦肉の策でもあるわけです。量販店によっては「ネット価格に対応します」と言った価格保証をしているところもあります。やはり価格は何よりも勝る最大のサービスと言えるでしょう。今後も無限の価格競争が繰り返されると思います。そうなると価格競争力の弱い店が生き残るのは厳しいと思います。
ネット通販が盛んになったと言っても実際動いているのは小物がほとんどです。エアコンのように工事が伴う商品は圧倒的に店舗での購入が多いです。
大型商品、高額商品になればなるほど現物を見て触って納得してと言う日本人の性質から店頭で接客を受けて購入したいと考えます。
よくアメリカと比較されますが、国土の広さが違います。隣町まで数百キロといったネットに頼らざるを得ないアメリカとせまい日本を比べることは出来ないと思います。もう少しネット通販は発展するでしょうけど、店頭販売が無くなることはありません。店頭での接客力をアップして客に正しい情報をどんどん発信してください。