経営コンサルティングサービスの受注状況17view

最近転職を考えていて、複数の転職サイトに登録して、いろいろと求人を見たりしているのですが、大手のコンサルティングファームの募集広告をよく見かけます。私はもちろんコンサルティング経験はありませんが、年齢が若いためか、スカウトメールなども頂きます。経営コンサルティングサービスの対価はとても高く(ひとつのプロジェクトがいくらか、なんて想像もつきません・・・)、サービスを依頼する企業側としてもかなりのコストではないかと想定するのですが、それでもコンサルティグファームにサービスを依頼するものなのでしょうか。それほど、言葉を選ばずに言えばコンサルティングファームは「儲かっている」ということなのでしょうか。積極的な人材募集を見ていると、この景気の停滞した日本の中では好景気のように見えますので、興味があってお聞きしました。どなたか、この大量募集状況の裏側を知っている方、いらっしゃいますか?

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1件の回答

  1. yeitwuekl_C 2016/08/26 12:14

    常に転職サイトに大量の求人情報を掲載している某コンサルティングファーム出身者です。質問者様の疑問はとても全うで、「本当に大丈夫?」と思うのがおそらく普通の反応と思います。大量の人材募集にはもちろん理由があります。しかし、その理由とは必ずしもコンサルティングファームがブラック企業だ、ということではないということだけ、最初にご理解下さい。

    まず、コンサルティングファームは戦略系から業務・IT系まで様々な種類がありますが、常に大量募集をかけているファームは、特定のファームのみである、というところに気づかれると思います。デロイト、アクセンチュア、人事系だとマーサーあたりでしょうか。日系のファームもあるかもしれません。いずれにせよ、それらのファームは業務・IT系のコンサルティングファームであることが多いでしょう。その理由は、単純に人材不足だからです。人材不足の理由については様々ですが、一般的なところを挙げますと、第一に受注状況がよい、つまり質問者様のおっしゃるようにプロジェクトが取れまくっていて、アサインする人が足りなくなっている状態にあること、第二に、受注の数ではなく、規模が大きい案件が取れたための人員補充、第三にファームのサービス領域の拡大に伴う人材募集のため、最後に、いくら人を採用しても全くファームに居つかず、すぐに新しい人材が必要となったがゆえの募集、といったところではないかと思います。

    受注状況が良い、という第一の理由は最も健全で、紛れもなく儲かっているファームですので、安心して門を叩くことができるでしょうね。第二の、案件の規模という点では、主にシステム導入系の案件を得意としているファームによく見られる傾向です。システム導入は予算規模も、アサイン人員数も多く、何十人、ひどい時には何百人規模の人手を必要とします。新しい案件が取れる度に人が足りない、という状態も起こり得るのです。第三の、サービス領域の拡大といところですが、これもある意味第一の理由に関連しており、業績がよいから領域を拡大するという判断をしたものと推測されます。例えば、マーサー・ジャパンは日本法人ができたばかりの頃は100名程度の規模の、報酬や評価等の人事制度専門のファームでしたが、業績好調により、人事システムの導入やチェンジマネジメント等へとサービス領域を拡大い始めたようで、積極的な採用を行っている模様です。

    そして最後が最もブラックな理由になります。コンサルティングファームの平均勤務期間は3年間と言われているようで、間違いなく定年まで働く会社ではないというのが共通認識であるため、必然的に人材の流動性は高くなりがちです。しかし、その中でも1年未満でファームを去る人が続出したという場合には、その当事者の問題だけではないような気がしますね。組織風土がよくない、働き方があまりにも過酷である、チーム内の空気が悪い、トップがそもそも「人は使い捨て」と認識しているのが末端まで伝わる・・・。理由はいろいろでしょうが、そういったファームは常に人材不足に陥っており、結果的に辞めずに残っている人材は特段優秀ではない社内政治家か、出たくとも行き場所がない人々という状況であることもしばしばです。

    このように、大量募集の背景には必ず理由があります。しかし、転職サイトに大量募集の理由、しかも事実をちゃんと書くファームは少数です。気になるファームがもしあったら、一度面接ではなく、カジュアル面談を申し込み、以上の4つの観点での質問をやんわりと人事担当者にぶつけ、反応をみるのです。例えば、「御社は積極的に未経験人材の採用をされているようですが、規模の大きな案件の引き合いが多いのですか?」等です。
    大量募集の案件を好機とみて、コンサルティングファームに入り、そこで経験を積み、その後で事業会社で有利な条件で転職するという人もいます。ただし、大量募集ファームは、どうしてもその人材の質というレベルでは、全員が全員、飛び切りの優秀人材ばかりではなく、ガッカリした・・という感想を持っている人もいるようです。私の友人も同じように大量募集採用で入社し、「コンサルティングファームの人とは思えない人がけっこういる」とぼやいていました(笑)逆にいえば、マッキン、BCG、ベインのような戦略系ファームはそれほど転職サイトで名前を見ないですし、人材の選別も厳しいですので、在籍コンサルタント数も割と少な目です。少数精鋭のファームで、跳びぬけて優秀な人とだけ働きたい、という人には、大量募集案件は向かないかもしれませんね。

    長くなりましたが、質問者様のもうひとつの疑問である、クライアント企業がなぜ高額のフィーを使ってでもコンサルを雇うのか、という点ですが、これは簡単です。企業側は自分たちが忙しいので、代わりにさっさと仕事を片付けてくれるコンサルを重宝しているのです。自社の社員に任せても、日常のルーチンワークだけで手いっぱいで、ヘッドカウントにも余裕がないため、やろうと思ったプロジェクトがとん挫する、進まない、人はいてもリードできる人がいないなどの理由で、コンサルタントを1人いれた方がコストをかけてでもずっとお得なのです。ですので、業務系ファームの受注状況が良いのかもしれませんね。

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