SIerの離職率が高いのはなぜですか?465view

SIerに転職しようと考えています。
私はパソコン教室の講師をしていますが、最近はパソコンの操作も簡単になり、生徒数が減っています。エクセルやワードも教えていますが、若者のパソコン離れ、年配の方でも最近はパソコンの基本操作ができる人が多い、というような背景もあり、今後今の職業が続くとは思えなくなってきました。特に今の職場に不満があるわけではありませんが、もっと長く続けられそうな職種に就きたいと考えています。そこで、私の職務経歴を活かすことができ、また入社しやすい業界ということでSIerを希望しています。

SI業界は慢性的に人手不足なので、SI企業への入社の難易度は高くないといった記事をよく見ます。実際求人を出している企業はいっぱいあるので、これは事実だと思っています。しかし、これは裏を返せば辞めていく人も多いということだと思います。
そこで私が知りたいのは、なぜSI業界の離職率が高いのかということです。また、これはSIだけでなくWEB業界やゲーム業界でも同じなのでしょうか?
ITはきついとよく言われますが、それはITの中でもどの特にどの業界を指して言われているのでしょうか。ITはきついという言葉が先行して、具体的に中でもどの業界を言っているのかイメージできていない人が多いと思います。そういう私もその一人です。

そういえば何年か前にそういったIT業界のブラック企業をテーマにした映画もありましたが、ITの中の何業界に当たるのでしょうか?

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回答

2件の回答

  1. aberration 2016/09/15 8:41

    SIerは単純作業なことも多いからそれが嫌で辞める人も多いですね~
    特にテストとか単純で眠くなるのに正確性と微妙に面倒な作業も求められるから、やってられないって思っちゃう人も多いです。
    こんな状態でも残業は多いですし。

    たしかにスキルアップにはなるのかもしれないけど、単に時間を切り売りしてるような作業も多々ある感じです。
    結局どっちにしても最終的には自分で勉強しないといけないし。
    割り切ってやるならSIいいんじゃないですかね。

    あっ、その映画なら自分も見ました。
    あれは受託でやってたから、SIともWEBとも取れるような。
    WEB業界で受託だけやってる会社っていうのが一番近い気はしますね。
    SIは基本客先常駐が多いから。

  2. pitiful 2016/09/14 22:24

    IT業界関係者です。
    パソコン教室の講師をされていたのでしたら、SIerでやっていく素地はあるでしょう。パソコンにもある程度詳しいでしょうし、それにプラスして講師ということなので、コミュニケーションも得意な方なのではないでしょうか。プログラミング知識がどの程度あるのかはわかりませんが、一応の基礎があるので問題ないでしょう。エクセルでVBAを教えた経験なんかあればもう入社段階としてはベストと言えるでしょう。(もちろんなくても大丈夫です)

    それで、SIerの離職率に関してですが、たしかに高いです。理由はいくつかあるのですが、たとえば、残業が多い、給料が安い、職場の人間関係が良くない、適性がないと感じる、などが挙げられます。
    質問者様も書かれていましたが、世間のIT業界に対するイメージはこのSIerに関するものとWEB業界やゲーム業界のものが混ざっているような印象を受けます。ITに関係ない人はあまりこれらの区別はしていないと思いますが、断片的に混ざったイメージを持っているような気がします。人によってイメージも違うので一概に言えませんが。なのでその程度に捉えておきましょう。実際SIerに限らずIT業界全般離職率は高めです。

    上で離職理由をいくつか挙げましたが、ネットなどでは残業などのことを中心に書かれていることが多いです。しかし実際は、適性や人間関係を理由に辞める人がかなりの割合でいます。
    適性はプログラミングを行う上ではかなり重要です。能力というよりも単純に好きじゃないと続きません。仕事も自分でプログラミングの方法を考えながらやらなければならないですし、そのため自分で勉強しなければ仕事が進まなくなったりします。開発現場では詰まって進まなくなった状態を「ハマる」といったりするのですが、この状態はなかなか辛いです。納期は迫ってくるのに解決策がない。諦めて帰るわけにもいかず、残業しているのに進まない、なんてことにもなりえます。正直投げ出したくなることもあるでしょう。このようなときは必死に調べて試行錯誤することになるのですが、その作業が苦手だとすぐに限界になります。人に聞いて解決できることもあるのですが、他の人も知らなかったり、また別で忙しかったりするので自力でやらなければならない場合も多いです。そして追い込まれて体調不良になる人が多発しています。納期のプレッシャーに耐えて試行錯誤するのがあまり苦にならない人は適性があると言えます。

    人間関係に関しては、プロジェクト期間は毎日同じような人と顔を合わせることになります。これは正直飽きてきますし、苦手な人がいたりすると長時間近くにいる分より苦痛でしょう。基本的に同じ部屋の同じ場所に長時間縛りつけられることになるので、それが苦痛だと感じる人も多いでしょう。
    このように、単に残業時間や給与面だけでなく業務の特性上の離職理由もかなり多いです。
    映画に関しては存じ上げないです。すみませんが・・

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