29歳、メーカーで働いている会社員です。大学を卒業新卒で就職して以来、仕事に没頭してきましたが、新卒の時に叶えられなかった出版社へ入社するという夢を最近また意識するようになってきました。
それなりのメーカーで営業部で働いているので、転職時にハンデになるようなことはないと思っています。それでも出版社に入るには特別な経歴やスキルが要るものなのでしょうか。出版社の転職に成功された方は、どのような経歴を持っていて、どんな対策をしてきたのかを、教えてもらえればと思います。未経験なので難しいかもしれませんが、少しでも努力をして夢を叶えたいと思います。
ちなみに大学はMARCHレベルです。
質問
出版社に転職するには特別な経歴やスキルが必要?転職成功の対策は?75view
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回答
3件の回答
今営業をされているのでしたら、営業の立場で出版社への入社を目指してみてはどうでしょうか?
営業で成功するような人間は大体会社を問わず成功しますよね。営業の場合は業種よりも職種経験のほうが重要ですから、出版社の営業マンの募集に応募したら、結構採用される確率もあるでしょう。
編集の場合、大手はまず一般に公募をすることはありませんし、中小でも経験者が優遇されます。イチから中途を育てる会社なんかないので、中途編集者の面接でも聞かれることは「どんな本が作れますか」「誰に書かせることができますか」ということを聞かれます。今の質問者さんにそれを聞いてもおそらく何もできないと答えるしかないですよね、失礼ながら。
でもあなたがメーカーの営業をしているなら、少なくとも「今の会社から広告取ってきます」ぐらいのことは言えますよね。あくまで広告営業の場合ですけど。出版社って営業をやりたがる人間は少ないです。元々本を作ることを夢見てくる人間ばかりなので。ですから営業の募集にターゲットを絞れば、有力メーカー出身者ならば十分に勝算ありますよ。あと学歴がMARCH級だと大手編集部は辛いでしょうね。早稲田慶應以上ばかりなので。
ただあなたも編集部で自分で本を作ることを考えている様子も感じられるので、その場合は中小、むしろ小規模出版社に入ってから中規模への転職を目指すとかでしょうか。大手はやっぱ難しいです、プロパーでないと。大手出版社でラノベを起ち上げるからラノベ編集募集、とか少し前に見かけましたけど、これぐらいレアな求人状況でないと、なかなか入れないでしょうね。
書店員から、中小ですが出版社に入ることができました。
自分の場合はいろいろな出版社の営業さんとバイヤー、売場責任者の立場で極力会話する機会を設けて、情報をもらうだけではなく、自分から情報を提供することで、相手から接触してくれるように心がけていました。
そのためにネットでも情報収集をしたり、その出版社のフェアも行ったり、売場づくりにはたいへん力を入れていましたね。そして何かあるごとに「こういうフェアをやったら、お客から反響があるのでは」とか「今週はこの影響でこういう問い合わせが多かった」などメールや電話で提案をしていました。
もちろんつながりを作れば自分にとって有利になることもあるのではないか、という下心もありました。そしてさりげなく「自分も出版社の試験昔受けたんですけどね、」みたいな話をしておいたら、ある時営業さんから「うちの会社今編集部で人を募集していますよ」という情報をいただけたので、早速応募。
営業さんからもアドバイスを貰って面接対策ができたので、採用試験に合格し、出版社に入社することができました。
出版業界に近い所、最前線で勤務してできるだけつながりを作っておくというのも一つの方法ですよ。今から書店員などの小売に転職をされるのはなかなか厳しいと思いますが、いきなり出版社に入るよりも、多少迂回したほうが結果的に近道になるかもしれないです。一例ということで参考にでもしてください。
小売の経験は本を売る側、作る側にまわった時でも大きく生きるものですし、周囲にも頼られることも多いですよ。
自分は小売店で販売をして、2年で退職しました。そんな全くウリになるような経歴が無い25歳が、小売業界の業界紙に雇ってもらいました。昔の話だからバレても問題ないので詳しい経歴書いちゃいました!
自分は持っている資格は販売士ぐらいだったのですが、小売業界の業界紙なので、店舗で勤務経験があり、若年ながらも店長をやっていたこと、大学がまあそこそこの4年制大学を出ていたので基礎学力があるということ、その他履歴書と経歴書がしっかり書けていた、ちょうど定年でやめた人の穴埋めだったので、高給の人1人の代わりに安い給料の若者を2人入れるつもりだったので、倍率が低かったなどの幸運が重なりました。業界紙なのでそれほど有名ではなく、応募者も少なかったようですけどね。
質問者さんもメーカーで働いているということなので、自分のメーカーの業界と関係のある業界紙ならば、その経験を活かせるのではないでしょうか。
業界紙の場合は、記者、編集者、営業を全て兼ねることが多くなります。自分の会社にももしかして逆に営業に行くこともあるかもしれません。その業界のエキスパートであることを証明できる資格でもあれば、業界紙の面接では有利に働くこともあると思います。