鉄鋼商社勤務ご経験があり、転職された方に質問です。
①鉄鋼商社を辞められた理由は何ですか?
②転職先は同業ですか?他業界ですか?転職先はどのように探しましたか?入社を決めた理由は何ですか?
よろしくお願いします。
質問
鉄鋼商社からの転職について542view
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回答
1件の回答
鉄鋼系専門商社の経理税務経験あり。以下参考になれば。
①辞めた理由
比較的激務と言われる商社業界において、主に体育会系的な職場環境で残業が必要以上に多かったためである。また、人事評価でも仕事の成果を評価されるよりも、長時間働いている社員を評価するような傾向があり、効率性を求めて仕事に取り組む自分の長所が生かせないと判断した。そのほかに残業せずに退社すると、さらに仕事を割り振られて部署内の仕事の配分がアンバランスになることもあり不平等感を感じることが多々あった。
仕事は国内取引の経理処理や消費税・法人税申告等の経理税務を担当することが多く、私が志望する海外取引の移転価格税制や国際税務等の経理税務を担当できない状況であり、世界的な会計税務のトレンドである国際会計基準やBEPSの行動計画への対応も保守的な面が強い会社であったので、今後の自分の視野が狭くなったり、チャレンジ精神が低減するではないかと懸念があった。
また、私のキャリアプランとして当初は会計税務のスペシャリストよりは会社内でのゼネラリストを志望していることもあったため、定期的に異動願いも出していたが、部署の人員配置のバランスを理由に、そういった要望を聞き入れてもらえることもなかった。
②転職先は非鉄金属メーカー。他業界ではあるが職種としては同じく経理税務。
効率性の追求という自分自身の長所を生かすには、日系メーカーのような効率性を重視した経営をしている企業だと感じた。実際に日系メーカーの選考がスムーズにいくことが多く、自身の長所とのマッチングが高かったと感じる。その日系メーカーの中で新しい転職先に決めたのは、私自身が前職の研修制度でタイのバンコクへの赴任経験があり、ASEAN地域を仕事のフィールドにしたかったことと、日系企業でトレンドとなっている地域統括会社をシンガポールに設置している会社であったことである。設置まもないことと、会社として新たな取り組みに対して、効率性を追求したグループ経営資源の効率化を実現したいと考え、そうすることで現職での他の社員と差別化が図れると感じた。
また、選考してもらった経営者・上司については、会社のいい部分だけではなく、悪い部分や課題を提示してもらい、協力して改善していこうという姿勢の方が多い点も好感がもてた。保守的な会社というのは、経営者が思っていることと社員が思っていることにギャップが生じていることが埋まらずに物事が進まないことが多いと経験上感じていたので、双方向の意見を意識した面接、会話ができたことが現職を選ぶ要因ともなった。