『37.5℃の涙』のドラマを観て病児保育に興味を持ちました。調べていくうちに病児保育にも種類があることや病児保育施設にも種類があることが分かりました。転職するうえでどの種類の施設を選ぶか悩んでいます。それぞれの特徴や注意点を教えていただけないでしょうか。
質問
病児保育施設の種類を知りたいです。73view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
1件の回答
病児保育施設には主に3種類あります。
1.医療機関併設型
3種類の中で最も多いタイプになります。小児科などの病院に併設されているため、常に医師がそばにいるという安心感が利用者にも保育士にもあります。また、医師が常駐しているのでインフルエンザなどの隔離の必要な感染症や症状の重い子どもを受け入れる場合が多いです。
2.保育園併設型
医療機関併設型の次に多いタイプです。保育所が所内で運営しているため、子どもにとって慣れ親しんだ場所や保育士のもとで安心して過ごせます。また、子どもが保育中に病気になっても呼び出しの電話ではなく預け先の変更確認の電話だけで済むなどというメリットが利用者にあります。しかし医療機関併設型とは異なり、隔離の必要な感染症や急性期は預からず、比較的症状の軽い子どもを受け入れる場合が多いです。
3.単独型
病児保育単独で運営されているタイプです。NPO法人や企業などが運営を行っているため各施設によって特徴も異なり、非施設型(訪問型)を取る施設もあります。
保育士が勤務するうえで一番安心なのはやはり『医療機関併設型』だと思います。医師や看護師が常駐しているので子どものちょっとした変化が気になったときにはすぐに報告をすることが出来ます。また小児科に併設されている場合が多いので小児の病気について勉強しやすい環境にあります。
しかし、医療機関併設型では病児保育の利用者が少ない場合に小児科の診察補助の勤務をする場合があります。病児保育への転職を体力的なメリットで選ばれた場合、診察補助ですと立ち仕事になるので体力的に厳しいかと思います。募集要項に記載されている場合もありますが、面接時にあらかじめ確認すると良いでしょう。
『保育園併設型』の場合比較的症状の軽い子どもを受け入れるため、無理をして通常保育園に預けてしまったり治るまで医療機関併設型の病児保育施設に預けたりするなどで利用者がいない場合があります。その時には保育園のヘルプをすることになります。病児保育をしっかりと学びたい・スキルアップしたいという場合にはどの程度利用者が居るのか等、病児保育施設としての稼働率を確認すると良いでしょう。
37.5℃の涙では『訪問型』でしたね。転職していきなり一人で自宅訪問ということはないでしょうが、しっかりとした研修制度が整っている会社かどうかを調べましょう。研修が終わってしまえば他スタッフとの関わりはあまりないので、人間関係のストレスは一番少ないかもしれませんね。