他分野から設計事務所に転職する際、建築士資格は必須?42view

私は現在カー用品のメーカーに勤務して経理を担当している者です。建築とはまったく異なる分野なのですが、これからぜひ建築設計業に転職して将来建築家になりたいと思っています。そこで、まずは建築の勉強をするために専門学校を探し始めました。
私のような他分野の者が転職する以上、せめて建築士資格は持っていなくてはならないでしょうから、卒業後に二級建築士の受験資格が得られる専門学校を探していました。ところがある学校の見学会を訪れた際、先生から「転職のためには資格は必要ないから、設計の基本がしっかりできるようにならないと転職はできない」と聞かされました。新卒で就職する人たちは設計や製図、CADの使い方などの基本をマスターしているが、資格を持っている人は誰もいないと言います。確かにそのとおりだなとも思うのですが、実際どうなのでしょうか?設計業に転職するために建築士資格は必須のものなのでしょうか?

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回答

4件の回答

  1. cough-95 2016/08/23 22:24

    私は真っ先にCADスクールに行ってCADをマスターすることをおすすめします。今や建築の設計図面はすべてコンピューターでCADソフトを用いて描きます。昔のようにトレーシングペーパーに直接手で描いて青写真を取ってという時代ではなくなりました。そうなるともはや製図力というものは必要なくなります。現代ではCADの使い方さえわかっていれば立派に設計ができます。

    ところがCADにも何種類ものソフトがあり、設計事務所やゼネコンによって違うものを使っていたりします。そこで質問者さんはこれから設計の世界で働くのならば、最低3種類くらいのCADソフトは使いこなせるようになっておいた方がいいと思います。そうすれば就職先がどんなソフトを使っていてもたいていは対応できますから。他の方の言うとおり貴重な時間を割いて学校に行くのですから、ぜひCADを3種類くらいおぼえてください!

  2. bargain 2016/08/23 21:51

    私は最初の方に賛成です。せっかく現職を辞めて学校にまで通って転職なさるのですから、学校で学ぶ期間中にどんな力を身につけるのかはとても大切だと思います。学歴を得るために学校に行くわけではないし、大学のように学問をしに行くわけではないので、社会で本当に役に立つ実力を身につけておかなければなりません。設計業に転職なさるのですから、まさに設計のトレーニングはみっちり受けておかないとなりませんよね。期間は専門学校ですと2年間くらいでしょうか。大学生が4年間かけて身につける設計力を、半分の2年間で身につけなければならないわけです。
    ところで二級建築士受験資格を謳っている専修学校は、受験資格を与えるに足るだけのしっかりとした建築学全般のカリキュラムを組むことを国から要請されています。したがって教科目は設計製図のみでなく、環境工学、材料学、構造力学など他の建築分野の授業が大量に入ってきます。むしろこれらの分野の授業が大半で、設計製図はわずかなコマ数しか取られていないのが実情です。そうでないと2年間ですべてのカリキュラムをこなすことができません。建築家になるための集中的なトレーニングと言うにはいささか物足りない内容に、どうしてもなってしまうのです。
    私は学校選びでは受験資格の有無は気になさらずに、純粋に実務社会で本当に使い物になる設計術を教える学校に行かれるのがいいと思います。具体的にそのような学校がどれくらいの数あるのかはわかりませんが、専門学校案内やインターネットで調べてみればきっと見つかると思います。

  3. lmconservation 2016/08/23 14:25

    私は資格は最優先で必要だと思う。日本は資格社会だし、資格を持った人であれば必ず職に就くことができる。実際建築関係の求人を見ても、大半が一級または二級建築士資格の所有を応募条件にしている。つまり資格がなくては就職できないから、実社会で設計の経験を積むこともまた不可能ということになってしまう。もし資格がなくても就職できるならば、誰も苦労して資格を取ろうとはしないはずでしょ?二年制のちゃんとした大手専門学校に行けば、卒業すると二級建築士を受験することができる。私はそうした受験資格が得られるまっとうな学校に行って、まず資格を得るべきだと思う。

  4. occur-32 2016/08/23 13:59

    その先生のおっしゃるとおりだと思います。質問者さんの場合は社会人とはいえ、専門学校で建築設計を学んで新卒として就職なさるので、初めから建築士の資格を持っている必要はありません。たしかに大手専修学校の建築学科を卒業すると二級建築士の受験資格がもらえますが、たとえ一度で合格して二級建築士を取得できたとしても、それに見合った実務力はまだまだ伴ってはいないわけですから、資格所有者として就職活動をするのは難しいと思います。
    ここで設計事務所を経営する人の立場で考えてみましょう。とても忙しいので人手がほしくて求人を出します。そして応募者が面接にやって来ます。その時、資格は持っているけれど製図やエスキース(模型やスケッチで検討すること)が不慣れな人と、資格は持っていないけれど実務開始に必要な最低限の製図力とエスキース力を持った人と、どちらを採用するでしょうか?
    前者の人にはそれこそつききりで手取り足取り教え込まなければなりません。しかし後者の人はポイントだけ教えてあげれば自力で問題を解決していけますし、資格は実務経験を経た後に取得することでしょう。多忙で人手がほしい設計事務所がどちらの人材を選ぶかは自明だと思います。
    ですからこれから学校で勉強なさるなら、資格取得のための勉強というよりは実践的な建築設計術の勉強に集中するのが良いと私は思います。

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