異業種から機械メーカーへの転職は可能ですか?10view

私は現在ITテクニカルサポートの会社に勤務しており、ヘルプデスク業務や出張サポート業務に就いています。ヘルプデスク業務ではWindowsOS、Windowsアプリケーション全般、プリンタ・スキャナ等の周辺機器、有線無線LAN設定を電話を通じてサポートしています。出張サポートでは従業員10名以下の小規模な事務所や個人宅での作業が中心で、トラブル対応、ネットワーク設定、パソコンや機器のセットアップを行なっています。
近い将来の転職を希望していて、ある機械メーカーの社内SEという仕事に興味があるのですが、異業種から転職する場合のアドバイスをいただきたいです。

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回答

1件の回答

  1. Fgcounty 2016/08/21 0:20

    社内SEの業務には社内ヘルプデスク業務も含まれます。そして対象が社外のお客様であっても自社の社員であっても「お客様のお役立ち」という目的に変わりはありません。ですからあなたのこれまでの経験を活かすことは十分に可能です。社内SEとして人に物事を教えたり助けたりしていると、特に慣れないうちは独りよがりになりがちです。しかしテクニカルサポートやヘルプデスクの経験があるならば、「依頼者の話を真摯に聞く」「漫然とした作業に終始せず、小さな事でも誠意を持って取り組む」「依頼者へのちょっとしたアドバイスなど気遣いを忘れない」など業務を円滑に進めるうえでの重要な心構えはできているものと思います。どんな職種であっても、それに就くにあたっての心構えは一朝一夕では身に付きません。その点においては自信を持ってください。
    技術面について現在担当されているテクニカルサポートに比べて、規模が大きく複雑になると予想しますが、基本が理解できていれば問題ありません。例えば社内ネットワークの構築、FAX・スキャナ・プリンタ複合機の導入、サーバの設定などは家庭においてはまず目にしないと思います。しかし我々の場合もまったく新しいシステムや機器に出会う事は日常茶飯事です。そしてその場合には必ずマニュアルを熟読し理解したうえで作業に取り掛かります。これは必須事項であり規模の大小に依りません。ですからあまり気にする必要はありません。
    私が勤務する機械メーカーは本社と隣接して工場棟があり、私は工場棟の設備も担当する場合があります。今や工場内もネットワークが張り巡らされ、PCだけでなく監視装置から生産機械、検査装置などありとあらゆる物がネットワークで繋がっています。それらでトラブルが生じたり、それらについて相談事があると駆けつけなければなりません。企業向けの製品で、さらに生産現場で使用される多くの製品に対しては、親切なマニュアルや付属のアプリケーションといった類の物があまり存在しません。場合によってはアプリケーションを内製する必要もあります。多少なりとも製造や物流の現場などでPC以外の機器に触れた経験があれば、きっと戸惑いも少ない事でしょう。
    製造現場で新たに機械設備を導入する場合には、設備メーカーと自社の現場担当者の打合せがあります。そしてその打合せに参加し、情報システム担当者の立場で意見を求められたり、IT用語を通訳する必要もあります。そのためにはITの知識は勿論のこと、自社で扱う製品や機械業界の用語や常識を理解している必要があります。ですから私の場合には、配属された初日に製品がすべて記載された分厚いカタログが配布されました。私は以降しばらくの間は本社であっても工場塔であってもそのカタログを肌身離さず持ち歩き、自社製品についての知識、業界知識を深めました。本社の業務システムでも業界用語、貿易用語、会計用語そして自社独特の用語等が出てきます。そして我々社内SEはそれらの用語を使いこなす必要があります。

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