食品メーカーのラインでアルバイトをしています。
頑張り次第では正社員登用もありと言われていますが、最近はラインの外注化が進み、正社員が減っているように思います。
アルバイトの中ではリーダーのような役割をさせてもらっていますが、果たしてこのまま正社員に登用されるか不安です。
このあたりの事情について知っている人がいれば教えて下さい。
質問
外注化が進む中、食品製造工場のラインで正社員になれるでしょうか39view
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回答
3件の回答
食品メーカーのことは詳しく分からなくて申し訳ないのですが、工場ラインでアルバイトからの正社員登用は厳しいように思いますね。基本的には、どの雇用形態の人をどのくらい雇うかはすでに計画されているからです。
正社員として雇用された人は将来の幹部候補として、このような教育を受けます。
・ラインに入って製造現場のことを知る
・さまざまな研修を受け、必要な資格を取らせ、高品質で効率的な製造をさせる
・現場をまとめて、問題を解決させる
などです。
一方でアルバイトとして雇用された人は短期間の労働力として雇用されています。(短期間というのは時季的なものもあれば、2~3年単位ということもあります。)
仮に正社員が急遽辞めることになった場合は、登用されるチャンスもあるかもしれませんが、基本的には新規で雇うことが多いです。
アルバイトで培われた技術力などもあるかもしれませんが、世の中にはそういった技術を持った転職希望の人がいるのもまた事実です。アルバイトから正社員登用した場合であっても、新規でアルバイトを雇う必要が有るため、いずれにせよ求人をかけることになります。
最終的な判断は会社が行うので、私が書いたことは一意見でしかありませんが、正社員登用はあまり耳にしません。
仮に私がその立場で、どうしてもその食品工場に残りたいのであれば、工場が求めるものを見つけ、そこに全力を注ぎ、正社員として働きたいことを訴え続けますね。
食品メーカーならではの必要な資格や求められる知識などもあるでしょうから、そういったところから基礎を築いていくと思います。
ラインの事情は詳しく分かりませんが、食品メーカーにおいて外注化が進んでいる工場があることは間違いないと思います。
少し前、ある工場で正社員が何十人単位で辞めました。代わりに、辞めた人数だけ外注が入りました。しかし、そこで働く人は変わっていません。辞めた人は外注会社に転籍したのみだったのです。労働力自体は変わっていませんが、雇用形態が変わったということです。
どちらの方がメリットがあるのか、私には分かりません。おそらく、外注化した方が支払う金額は大きくなるはずです。しかし、何か問題が起きた時のリスクは外注化した時の方が低いと思います。
近年、消費者は食に対して敏感になってきており、食品メーカーのラインで問題が起きたら、メディアに大きく取り上げられることが増えたと思います。その問題を起こしたのが正社員であればその会社は大きく叩かれますが、外注や派遣、アルバイトであれば正社員である場合よりは叩かれないと思います。もちろん、会社にとって大きなダメージを受けることは変わりないのですが、少しはましになります。
お金を払ってでもリスクを低減したいという経営方針が最近の傾向なのです。
一方で、技術のある人はどんどん正社員にしようという工場もありました。
ラインといっても様々で、技術力が必要なものとそうでないものがあります。技術は一長一短で身につくものではなく、それなりに時間を要します。中には何ヶ月単位、何年単位といったものもあります。そういう人には辞めてほしくないので、ある程度の技術が身についたら正社員として登用しようという方針だそうです。
あなたの食品工場がどういう方針で採用を進めているのか分かりませんが、どの工場も正社員に登用されるとかされないとかは一概には言えないと思います。
工場の方針もあれば、その時々の社会環境もありますからね。
正社員登用を狙ってアルバイトを続けるのもありだと思いますが、どこかで一定のラインを設けて転職するものありだと思います。
知り合いで食品メーカーのライン現場のアルバイトから正社員になった人は知っていますが、結構レアなケースだったみたい。正社員になれるような人はアルバイトで採用するのではなく、紹介予定派遣として雇うことが多いからだと教えてもらいました。
この辺りのことは雇い側である会社の事情に大きく左右されるようです。
また、これは別会社のことですが、役員クラスの人が「今後、派遣は使わない」という方針を打ち出し、派遣の人に正社員に切り替えるか、辞めるかの選択を迫りました。しかし、役員が変わると方針も変わり、いまは限定的に派遣を雇っている状況だそうです。
工場のラインで派遣の人を一切雇わないことはあまり考えられません。ラインは時期に応じて人員の変動があるので、短期間働ける人の方が貴重だからです。ライン工として正社員登用した場合は、繁忙期は問題ないのですが、閑散期は人件費がかさむため、ライン工として正社員になることはあまりないそうです。
前述の、食品メーカーで正社員登用された知人の場合は、ラインによく入っていた正社員が辞めたため、その補填として白羽の矢が立ったようです。
食品工場で正社員になりたいなら、アルバイトからの登用を待つよりは、最初から正社員の求人を探した方がいいように思います。