工具メーカーから大手航空機メーカーへの転職を考えています。
現在工具メーカーの営業職として働いています。理工学系の大学を卒業し、今の会社へ入社しました。大学では、機械加工について研究をしていました。
現在の会社でも自分の知識を生かせるのではないかと思い入社を決めましたが、実際業務を始めてみると基本的に人間関係の構築と決まりきったような工具の説明を毎日しています。
今の会社は工具開発等も多少行っていますが、基本的には商社としての役割が強いです。
航空機が好きというのもあり、そちらの関係で研究職につければ最高ですが技術職として自分の持っている知識を生かしまた伸ばしていけるようであれば構わないと思っています。
できれば、開発企業と直接関わるような大手企業での業務に携わりたいと考えています。
しかし、大手企業は有名大学からの新卒がメインなのではないかと思い尻込みしているところもあります。
一度営業としてキャリアをスタートさせてしまった今となっては難しい話でしょうか。
大手航空機メーカー勤務の方やそういった人事に詳しい方のご意見を伺いたく、質問しました。よければお答えいただきたいです。お願いします。
質問
工具メーカー営業職から大手航空機メーカー研究職へ転職15view
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回答
2件の回答
航空機だけではなく産業機械の開発もおススメです。
現在産業用ロボットの開発企業に勤めている者です。業務内容は設計です。
航空機メーカーでの仕事もやりがいや夢があるものかと思いますが、
工具関係の仕事をしていて機械加工の知識を持っているのでしたら産業用ロボットの開発というのも一つ選択肢として有りではないかと感じます。
航空機専門にはできませんが、機械加工関連の知識を伸ばすのであれば最高の環境かと思います。航空機だけではなく宇宙機器や自動車など様々な製品に対して求められる加工を実現していくのは難易度もそれなりに高いです。
実際に固定方法や機械のプログラム、工具選定や開発、加工実験といった工程を経て自分の開発したロボットが各企業で使用されて製品が作られます。担当する業務は営業職のようなフィールドワークではなく、どちらかといえば研究的な要素が強いです。
依頼元との打ち合わせはプレゼンテーションなどの営業的な要素が若干入るかもしれませんが、技術的な内容がメインですので営業というよりは会議の雰囲気はあります。
研究職が最高の希望であればかなり良い環境なのではないかと感じます。
担当が航空機関連の企業であれば、現場に立ち会うこともあります。
現状はわかりませんが、大手の企業に勤めることができれば航空機開発をしている海外企業への出張もあるかもしれません。
興味があるかはわかりませんが、宇宙関連の特殊な現場に立ち会うこともできるかもしれません。
航空機メーカーという条件に縛られず、機械加工という条件で次のキャリアを積んでいくのであればそういった道も検討できるのではないかと思い書かせていただきました。
実際私は、機械加工の勉強が好きで勤めていて現状の職務環境はかなり気に入っています。
質問内容を見て、質問者さんが同じような価値観をお持ちかなと思いました。
質問内容にまっすぐな回答ではありませんが過去上司が、航空機メーカーへ転職したこともありましたのでそういた回り道をするキャリアも検討する価値があるのかと思います。
よければ是非参考にしてみてください。
キャリアに関しては問題ないと思います。
現在大手と言われる国内航空機メーカーに勤務しているものです。
現在は品質保証の管理部門で業務を行っております。
結論から言えば、質問者の方のキャリアが足を引っ張って航空機メーカーへの転職ができないということはないかと思います。
新卒の採用は確かに特定の大学の特に大学院卒の方がメインになってきます。
しかしキャリア採用に関しては、色々な経歴の方がいらっしゃいます。
もちろん工業関係の営業職から転職している方も見えますし、営業職出身で技術部門の課長や部長の方もいます。
現在の業務で人間関係の構築を行っているとありますが、大手の技術者の仕事の多くはその人間関係を円滑にまわせるかどうかがかなり重要だと実際に働いてみて思うところです。
技術者としての仕事といっても、国内の航空機メーカーは基本的に開発企業から与えられた仕様を製品に起こすための準備をする部門です。
もちろんその準備という工程には、工具や治具の開発等も含まれますが自らの選択した方法で生産を行ったり、仕事の仕組みとして各部門の担当を動かせることの方が重要です。
そういった業務を実現するには、人間関係という部分をどうやって自分の希望通りに動かしていくのかは非常に重要なファクターです。
実際に技術的な知識が不足していたとしても、それを補える人間を使うことができれば問題ありませんし実際そういう風に仕事をこなして大きな結果を残し出世されている役職者の方は少なくありません。
ですので、営業経験のある質問者の方はある意味今積んでいる実績や能力を活用できる環境だと思います。専門性の高い技術者の方は口下手な方も多いので、大きなアドバンテージを持っていると思っていいと思います。
また工具の知識についても間違いなくプラスに働くと思います。
仕様に対して、工具の選定は必要な業務です。特に今は加工機械での無人作業化や新機種の主材料がアルミから複合材に変わってきている時代です。戦闘機に至っては、超硬の材料も多く加工に係る課題はまだまだあります。
これが、私が工具関連の営業職のキャリア自体が問題ないと感じる理由です。
但し、やはり大手のキャリア採用もそう広い道ではないとは思います。
質問内容だけを見て判断してしまうと、どうしても今の仕事が嫌で転職したいというイメージが強いです。そうではないとは思いますが、やはり自分がしたいことを明確に持ってそれを軸に今後の選択を決めていかれた方がいいと思います。
航空機メーカーでご自身の知識を生かして、どういうことを実現したいのかを企業側は求めていると思いますのでよく考えて転職活動にチャレンジしてほしいと思います。
私の回答は以上です。