エアコン設備工事会社の仕事で大変なことは?103view

エアコン設備工事会社の仕事について詳しく教えてください。

どんな点が大変か、どうやって改善したかなども知りたいです。

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1件の回答

  1. greetingcard17 2016/08/05 9:14

    引っ越しされる方のエアコン移設を主としたサービス業に定年退職まで勤務しておりました。工事担当の手配業務を担当していたのですが、若い女性事務員が中々定着しないので、いかにして定着してもらうかに苦心しました。
    会社は日本全国をエリアとして行っており、1年の中で3月後半から4月前半までの約1ヶ月間が半端なく忙しく、会社ではこの時期を繁忙期と呼んでいました。

    実際のエアコン移設工事はほとんど外注するので、事務員の仕事の流れとしては
    提携先の引っ越しセンターからの仕事の受注⇒コンピューターへの入力⇒お客様との工事日の打ち合わせ⇒工事の手配(どの工事を誰にしてもらうかの決定)⇒工事の指示(FAX送信)⇒工事完了報告の打ち込み
    となっていて、この他にお客様や工事担当者との電話応対、支店間の電話のやりとりと、この時期はそれこそ目の回る忙しさとなります。
    これらの事務は男性事務員と女性事務員で分担して行っていましたが、女性事務員の数が3分の2と多くいたので分担事務も多く、主に引越センターからの仕事の受注、入力、お客様との打ち合わせ、完了報告の打ち込み、電話応対を担当しておりました。繁忙期は1つの事務を担当していればいいのではなく、あれをしながらこれもし、おまけに電話応対もするといった状態で、休憩も無い状態です。

    この中で女性事務員を一番悩ましたのは電話応対です。簡単な問い合わせならどうってことは無いのですが、ほとんどはクレームの電話、その主なものを紹介すると、お客様からは「工事に来ないどうなっているんだ」、「依頼した工事が全部終わってない引っ越しが終わってしまう早くしてくれ」、「工事の時家具を傷つけられた弁償しろ」など、工事担当者からは「依頼に無い工事があった、この仕事をしていると次に間に合わない」、「車が故障して回れないどうにかして」など、このようなクレームを本来はクレーム担当者と手配担当者が処理する建前ですが、その担当者は電話にかじりつき、結局女性事務員が対応せざるを得なくなります。1日が終わると全員ぐったり、繁忙期はこんな日が毎日続き、女性事務員の心が段々と痛んで行って、結局繁忙期が終わった後多くの女性事務員が退職してしまう、こんなことが繰り返されていました。

    会社で女性事務員がどうしたら繁忙期を乗り越えられるのかみんなから意見を募ったところ、電話応対の中のクレーム対応が少なくなれば、ある程度定着出来るのではないかということになりました。そこでクレームの対応は基本的に男性事務員に引き継ぐことにし、その時している男性事務員の事務はクレームを引き継いだ女性事務員がすることにしました。それでも対応しきれないクレーム対応はあるので、繁忙期だけクレーム対応担当者として本社の社員を各支店に分けて派遣し処理させるということにしました。もう一つは女性事務員のレベルアップ対策です。どうしても女性事務員が対応せざるを得なくなった時の為に処理能力を高め、打たれ強くしておく必要がありました。
    その結果どうなったのか、その年は繁忙期後に退社する女性事務員の数が半分ほどに減りましたが、それでも無くなった訳ではありません。翌年からもいろいろ考え実行しましたが、退職者が皆無という年はありませんでした。この仕事をしている限りの永遠の課題ではあるが、まだ方法はある筈と毎年思い実地しましたが、残念ながら道半ばで定年退職を迎えてしまいました。

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