ファッションデザイナーの苦労56view

ファッションデザイナーになりたいです。この仕事の一番の苦労や悩み事ってどんなことですか?
残業や休日出勤はやっぱり多いですか?また、アパレル業界って女性が多いイメージがあるので人間関係とかも大変なんでしょうか。

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回答

1件の回答

  1. admissionfee 2016/07/31 17:10

    新卒でアパレルデザイナーになりました。専門学校は出ていたものの、実際働いてみると覚える事も多く最初はアシスタント的な位置づけで勉強しながらと言った感じでした。アパレルデザイナーというと華々しい世界というイメージがあるかと思いますが、実際は地味な作業がほとんどで、いきなり商品企画をするのは厳しいです。覚えるべき事が無数にあったため、仕事が規定時間内に終わらず必ず残業していました。だいたい仕事が終わるのが22時くらいで土曜も出勤していました。また、急な企画変更やデザインの差し替え作業が入るため、1日の仕事量が読めない事が多々ありました。
    また私はレディスのデザイナーなのですが、周りのデザイナーさんや先輩、取引先のバイヤーなどほとんど女性で人間関係は結構複雑でした。まず入社したてのときは先輩が厳しく、好き嫌いも激しい方でしたので同僚は結構嫌みを言われたりしていました。女性同士で喧嘩して辞めて行くという話も周りからも結構聞きました。転職して他の会社に入ったときも同じようなことはあったので、女性ばかりの会社というのは総じてこのような事が起こりやすいような気がします。私はこの会社に10年勤めて28歳のときに最終的にチーフデザイナーになりました。28歳という年齢から人をまとめるのには経験不足でした。後輩や新人も含め女性をコントロールして仕事をするのが難しく、最終的に自分に終わらなかった作業が回ってくるという状態でした。この頃はかなりのストレスを感じてしまい、毎日辞めたいということばかり考えるようになってしまいました。

    残業については、今まで正社員で働いてきたので会社に対する責任感から無理に残業していた事がありました。なので正社員でなく派遣社員等の必ず定時にあがれるスタンスで働く事にしました。雇用形態としては不安定ですが、今の時代アパレルで正社員でもいつどうなるかわからない状態ですので、私としてはあまり変わらないと判断しました。お給料は正社員のときでも結局残業した分を時給換算したら同じくらいかと思います。
    人間関係についても、今は派遣社員であまり重要な仕事に関わらなくなったので、ある程度自分の中で線引きして仕事ができるようになりました。それでも正社員のデザイナーさんから嫌みを言われるときがありますが、自分の中でとにかく気にしないで受け流すことにしています。以前よりさらっとしたスタンスに変えられて、気持ち的にはかなり楽です。

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