アパレル業界を辞めたいと思った時はどんな時ですか?またその状況をどう乗り越えましたか?(転職したなど)
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アパレル業界を辞めたいと思った時は?28view
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私には持病がありました。もともと股関節が悪く手術をして治療することになりました。 2ヶ月の入院を経て仕事は半年休職しました。リハビリに通わなければいけなかったからです。半年間しっかりリハビリを行いましたが、まだ完治とは言えませんでした。ですが股関節以外の体はとても元気であったため、働き方を考えながら仕事復帰をしてほしいと上司に頼まれたため、仕事復帰することになりました。しかし、まだ痛みはありました。歩き方も少しぎこちない状態です。
私はその時アパレル店でサブ店長を務めていたので、たくさんのスタッフを取りまとめる立場にいました。基本的には立ち仕事ですが、スタッフがたくさんいるので私の代わりにみんながよく動いてくれました。ですが混雑時はどうしても私も販売に入らなければいけません。毎日の疲労は積もりに積もっていきました。股関節の状態も一進一退で、なかなか思うように完治の道に進んでいきません。こんな体の状態で立ち仕事の販売職をすると言う事は自分には無理なのではないか、迷惑をかける一方で、ふさわしくないのではないかと自問自答する日々が続きました。お店では基本的に笑顔でいなければいけませんが、疲労が募ると痛みも出てくるため、どうしても笑顔がこわばってしまう日もありました。
私は社歴も長いため、仕事の細かなミスなど人よりも察しよく動いてしまうところがありました。後輩スタッフには任せられないと意地を張ってしまっていた自分がいました。それが結局自分を苦しめていることに気がついたのです。もっと後輩を信じてみよう、後輩ができない事は私が教え、私がたくさん動かなくてもお店が回っていくように指導していこうと気持ちを切り替えたのです。私はカウンターの中に座り、そこから指示を出すことにしました。1日のうちにやらなければいけないことを箇条書きにし、後輩スタッフにもわかってもらうようにしました。出来ない事はお願いするのです。昔からのお客様の接客も、事情をお話しし場合によっては椅子を使ってさせて頂きました。みなさん、快く承諾して下さいました。自分が心を許し信頼すると、人は頼ってもらえたと思い、いつも以上の気遣いや力を発揮するということがわかったのです。これが私の働き方なのだと割り切れてからは、体のことで引け目を感じていた私のストレスはなくなり、とてもすっきりとした気持ちで働くことができるようになりました。