トラック運転手の仕事内容と激務度208view

トラック運転手経験者の方に質問です。いろんな会社があるので一概には言えないと思うのですが具体的な仕事内容とどれくらい大変だったかを赤裸々に教えて欲しいです。今度転職検討中です。

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回答

1件の回答

  1. beaver_tina 2016/07/29 17:26

    以前にトラックのドライバーをしていました。仕事の内容は簡単です。指定された商品を届けて、荷台が空になったら回収業務をしながら工場にもどるというものです。
    指定された時間に届けられるなら、何時に出発してもかまいません。
    内容は簡単ですが、この実際業務の内容を聞くとかなりハードだとわかります。配達する商品の重さは、ひとつ20キロ、2トントラックなら80~90個を手で積み込みます。約2トンを人力で、しかも一人で行います。
    積んだものは下ろさなければならず、これも一人で行います。キズがつけばクレームも来ますから、慎重に行わなければなりませんが、1日に平均300キロ以上を配達と回収で走るので時間がありません。慎重でなければいけない反面、素早く動かないとダメということです。
    積み降ろしで4トンを動かすわけですが、これを一日に2~3回行います。
    とても一人で積み降ろしする重さではないと思うのですが、これを毎日行います。時間がないので休憩などありません。運転しながらパンをかじるのが休憩です。
    こんな毎日を過ごしているとあっという間に体はボロボロになってしまいます。特に重いものを持つので腰が痛くてたまりませんでした。
    この運送を3年ほど行いましたが、その間にも怪我人が何人もでました。自分も怪我はありましたが、爪を何度か剥いだぐらいですんだのが、今思えば幸いだったと感じます。
    悩みは、運送を行っている会社が社員を使い捨てのように扱っているということです。
    たしかに長期間できる仕事ではないでしょうが、あまりにもひどい扱いです。
    まだ給料が高ければ割りきって仕事もできるでしょうが、かなり低賃金です。朝の4~5時に出発して、終わるのが夜の20時とかも頻繁にあります。
    ドライバーの中には、下請け、孫請のドライバーもけっこういました。そうなると賃金はさらに低いし、そんなに重いものを持ったことがないドライバーがいきなり作業させられるわけです。怪我をしないほうが不思議です。
    あまりにも過酷なので、改善してほしいと会社にも言ったりはしましたが、よく思われないだけで、結局はあれこれ理由をつけて解雇されてしまいました。
    その後の話では、また怪我人が出たりもしたらしいですが、状況はかわらなかったようです。
    結局、運送業界では大きな事故でも起こらないかぎりは、いくらドライバーが言っても変わらない現状があります。
    もう少し待遇を改善しないと物流や運送業界はドライバー不足でダメになってしまいます。

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