脱サラしてカフェや喫茶店を開業した人いませんか?159view

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1件の回答

  1. anteater-kuzaki 2016/07/28 14:31

    50代前半に長年勤めた一部上場メーカーを早期退職して起業しました。
    法人を設立しましたが、夫婦二人で喫茶店を経営しています。
    単なる喫茶店ではなく、こだわりのお茶を提供しているお店です。
    前の会社を退職するのも、今の会社を起業するのも、大変なことは何も無く、
    自然に自分のしたいままに生きている結果として行動しています。
    会社の設立も全て一人で行い、とても楽しい経験でした。
    実際会社を設立し法人として経営していますが、
    実態は飲食店の経営です。
    本来、飲食店と言えば、人の行き来が頻繁な繁華街に立地させて、
    店舗の回転率を上げることを第一の目標に経営するのでしょうが、
    私の店にはそういう経営目標がありません。
    むしろ真逆で、回転させずに利益を上げることでお店の独自性を追求しています。
    一日にお客様が何回も回転するあわただしいお店ではなく、
    来店されたお客様がゆっくりゆったりと過ごすことができる空間で、
    お茶を飲んで過ごすという贅沢な時間を創り提供することが大きな目標のお店です。
    ですから、普通の飲食店とは全く違った経営目標を持ち、
    とにかくお客様が多く来ること、つまり千客万来のお店作りをしているわけではありません。
    こだわりの茶葉、こだわりの立地、こだわりのインテリア、こだわりの茶器、こだわりの家具、
    こだわりの写真、こだわりの音楽、全てに私たち夫婦のこだわりでお店を構成しているので、
    そのこだわりを評価頂くお店なのです。
    自らは、飲食店を経営している感覚ではなくて、空間提案事業を経営している感覚です。
    これが他店他社に無い独自性だと思っています。
    その追及こそが当社の経営目標なんです。
    こうして夫婦二人でお店を経営していますが、最も悩むことは来客数です。
    こだわりのお店にすればするだけ、こだわったお客様にお越し頂けるのですが、
    逆に一般的な流動客の来店機会は極端に減少します。
    これはわかりきったことなのですが、如何せん飲食店ですから、一定数の来客を日々確保することは最も大事なテーマです。
    つまりお店の独自性を突き詰めれば突き詰めるだけ、普遍的な一般客の来店確保は難しくなります。
    では、こだわりを捨てて どんな方でもいいから人数だけ確保するお店にすればいいのかというと私たちはそうは思っていません。
    こだわりを捨てると他店他社と同じになり、価格競争に突入してしまいます。
    ですから、独自性を追求することで、価格も維持できるわけですし、私たちが経営している意味や感動も生まれるのです。
    このことは、当店だけの問題ではなく、広くあまねく企業全般にいえることです。
    何が会社の特徴なのか?
    何が会社の独自性なのか?
    他社にはできない強みは何なのか?
    これはどの企業も追及しなければならないテーマです。
    ですが、夫婦二人の小企業は、意思決定から行動まで迅速にできるものの、
    少ない人数で日々のオペレーションをこなしながらこのテーマを堀下げなければならないのですから、
    大変なことなんです。
    でも、逆にいうと思い立ったことはすぐに行動に移すことができます。
    人数が少ないということはそれが容易なんです。
    自分たちの感性を信じて、良いと思ったことは果敢に挑戦する。
    ダメだったらすぐに切り替えて次の手を考える。
    ただし、そこにはお店のコンセプトに外れることは絶対にしない。
    価値を高めることができる企画のみを実行する。
    これが私たちのお店の解決策なんです。
    各企業共、大小を問わず、差別化を図り、価格競争に陥らないことを目指すのは同じはず。
    そのアプローチ方法に企業の風土や個性が出るのでしょう。
    長くなりましたが少しでも私の体験
    が質問者さんの参考になればと思います。

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