保健師さんといえば行政系の仕事や産業保健師などが頭に浮かぶのですが自分で独立している方やフリーランスという働き方をしているという話を聞きます。実際の経験者の方などいればお話を聞かせて下さい。
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1件の回答
保健師は、サラリーマン保健師や公務員保健師という働き方だけではありません。保健師の資格や経験を活かして、独立する開業保健師、つまりフリーランスで働く保健師も少なからず存在します。そのフリーランスの保健師の人数は、少ないながらも、空いた時間に保健師の仕事をしたい人や、好きな時間だけ働きたいという人にはピッタリの仕事です。
保健師の仕事は、パートであっても月1回、月数回という程度だけ雇用してくれません。そのため、そういった保健師は経験や人脈を活かして、フリーランスになるわけです。
フリーランスの保健師の仕事内容は、ほかの保健師の仕事と違うのかと言われるとそうではありません。どのような仕事をフリーランス保健師として請け負うのかは、個人によっても異なりますが、主には、社内に健康管理室を持たない会社と顧問契約を結び、その会社の安全衛生業務ならびに保健師活動業務を請け負ったり、新人保健師の育成を行ったり、依頼があれば健康教育や講話などを行ったりすることがほとんどです。その他、最近ではストレスチェック制度の導入に伴って、ストレスチェック制度事業に参入するフリーランス保健師も多くいます。
フリーランス保健師の仕事は、どんな内容であっても、依頼してくれる会社や人が必要となりますので、過去の保健師としての人脈を活かすことが大切です。
ただし、フリーランスの保健師は、自営業と同じなので、自分自身で国民健康保険や国民年金に加入することになります。福利厚生や給料の面で考えれば、サラリーマンとして働く保健師よりは、不安定と言えます。
フリーランスで働く保健師になるには、求人をどこかで見つけるのかというと、実はこれが一番難しい点です。現在、フリーランスで働いている多くの保健師は、サラリーマンとして働いていた保健師時代の人脈を活かして、その筋から仕事を請け負っていることがほとんどです。フリーランスの保健師になるには、求人を探すというよりは、仕事を継続して自分に請け負わせてくれる会社を探すことになります。
こればかりは、人脈がないとどうすることもできませんので、フリーランス保健師として働くのであれば、まずはサラリーマンの保健師としてしっかりと経験を積み、人脈をしっかりと作ることが必要です。