洋服が好きで、ファッション誌の編集者を目指しています。マスコミ系の専門学校を卒業して半年がたちました。卒業後は、出版社のアルバイトや編集プロダクションに入って経験を積もうと考えていましたが、就職先がなかなか決まらず、今は書店でアルバイトをしています。今も就職活動は続けています。ですが、出版社のアルバイトには引っかからず、働きたいと思える編集プロダクションもそうそうないので、完全に行き詰まってしまい、4年制の大学を受験しなおすべきなのかと悩んでいます。やはり大学卒業という肩書きがないと難しいのでしょうか。どうしてもファッション誌の編集がしたいのです。私はどうしたら良いでしょうか?
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- 編集者になるには、4年制大学卒業はマストでしょうか?
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回答
3件の回答
ライターを生業にしていますが、出版社でファッション誌を作っていました。
専門学校を卒業後、編集プロダクションを経て、出版社の編集補助のアルバイトを6年ほど続けて契約社員になり、紙面作りに参加できるようになりました。
私の在籍した編集部では、編集補助のアルバイトは私以外すぐ辞めてしまい、常に入れ替わっている状態でした。対して社員は入れ替わりがなく、退職者がいても穴埋めは少数のキャリア採用だったため、自分が入る隙はありませんでした。要は、編集補助のアルバイトから始めても、昇進するまでが大変だということです。
私がいた出版社は社員試験が定期的にあるわけではなかったので、アルバイトのときは先が見えなくて「10年後もアルバイトのままなのかな…」なんて思ったりもしました(今は雇用形態が見直されているようですが)。
そして正直な話、時給も安く生活も不安定。長期休暇があった翌月は給料が極端に少なくなるので、生活していくのがやっとです。
あまり私のような道はおすすめしませんが、それでも編集補助のアルバイトでもいいというのであれば、その思いを面接で思いっきりぶつけたらどこかには引っかかるかもしれません。「どんなことでもしますから、ここで働かせてください!」って。
採用の基準は編集部により違いますから、一社くらいは「体力に自信がある方」「熱い思いを持っている方」を重視する会社があるかもしれません。ただ、それが通じるのは若いうちだけだということも覚えておいてください。
悪いところばかりお伝えしましたが、30歳を過ぎてようやくこの仕事が楽しいと思えるようになりました。そんなもんなのかな、と今は思っています。
現在、出版社で書籍の編集をしています。編集者歴は20年ほどになります。
質問者さんは入りたい会社から内定をもらえなかったようですが、ファッションに関連する会社しか入社試験を受けられていないようにお見受けしました。
前の方も仰っておられますが、ファッション以外の出版社や編集プロダクション、マスコミ関係の会社なども受けられて、はやく現場に出たほうがいいでしょう。
質問者さんはお若いようですから、色んなことに挑戦し、知識を増やすべきです。
ご存知のとおり、編集者という仕事は、たくさんのクリエーターを束ねなくてはなりません。
たとえファッション誌だったとしても、洋服以外の知識もないと渡り歩けません。その知識をどこで学ぶのかと言えば、社会人の先輩方が働いている現場に身を置くしかないのです。
怒られながら、先人の背中を見て勉強するしか進む道は有り得ません。ただの洋服好きでは雇ってもらえないのも当たり前。
厳しいことを言うようですが、おそらく今、あなたを雇ってくれるファッション誌の編集部はないと思います。あなたが編集者そのものの考えを改めない限り、よしんば大学を卒業したとしても同じことです。
質問を拝読しました。現在30歳で、編集プロダクションに勤めています。
私は4年制大学を卒業していますが、私も卒業してすぐには編集職につけませんでした。運良く第二新卒で前職の編プロに拾ってもらえたのは、その翌年です。
確かに大手出版社に入るには、大学卒業がマストです(エントリーの条件が、4年制大学卒業ですから)。ですが、学歴があったら必ず潜り込めるというわけではないのがこの世界です。学歴が欲しいがためにこれからの4年間を大学で過ごすより、とにかくどこでもいいから編集の道につながる場所にいることのほうがはるかに有益だと思います。
ファッション誌を希望されているようですが、人気の職種で倍率も高く、最初に潜り込むのは難しいです。まずはファッションとは全く関係ない出版社や編集プロダクションなども視野に入れ、編集者としての実力をつけましょう。実力やキャリアは、学歴よりもはるかに将来に役立ちます。
かくいう私も、ファッション誌を作りたいと思った頃もありましたが、前職では全く関係のないIT関連の企業の広報誌を制作していました。現職の編プロではファッション誌以外に情報誌やwebなど様々な分野の仕事を受注しているので、前職の知識が役に立つというのも、転職が成功した理由だと思っています。