産業機械メーカに在籍しています。この度、転職する事にしたのですが、突然の転職で準備不足もあり今携わっている業界で再就職先を探そうと考えています。
いままで扱ってきた製品は据え置き装置で、競合他社がいくつかあります。自社の製品を基準にした製品比較や製品分析など、営業するための知識はよく勉強は良くしていたので、できれば経験が生かせる同業他社を希望しています。また、そもそもの離職理由が社内環境の悪さと厳しいノルマ設定に体調を崩したことで、業界自体には残りたいと考えています。
そこで質問なのですが、機械メーカーで同業他社に転職すること、競合他社への転職というのは一般的に問題になるのでしょうか?
質問
産業機械メーカーで同業他社に転職することは問題になるでしょうか?49view
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回答
3件の回答
前の方もちょっと仰ってますけど、同業他社に転職しても、これまでの実績とは違う商材を担当させてもらえばいいと思う。過去の営業活動で訪問開拓した顧客のところに転職先の名刺をもって再度訪問することはよくある。再訪する先の企業の顧客窓口との面通しは済んでるわけだから、新しい取り扱い製品を営業したい旨を伝えたらその場で担当部署のだれかを紹介してくれるかもしれないしね。
僕の同僚も同業他社からの中途採用で、その人が入社してから初めての訪問営業は彼が以前に開拓してきた営業先への挨拶回りだった。その後も何度か彼の過去の取引先に僕が同行訪問してました。なんで僕が同行したかというと、その人は入社したてで自社製品のことがよくわかっていなかったから。うちの会社の社員教育が不十分なのが問題なんだけど、そのひとも大概物覚えの悪い人だったから・・・。とりあえずは転職先の面談で、「同業他社からの転職希望について御社としてはどのような扱いをされてますか?」とか質問してみたらいいんじゃないかな?
社会慣習上の一般論ではよく聞きますけど、実際のところそれが機能しているのかは正直疑問ですよね。
私は以前産業機械メーカーにいたんですが、そこの製品を取り扱って頂いていた機械商社には、機械商社の業界を渡り歩いているその筋では有名な営業マンがいました。
営業なので、メーカーからの仕入れ価格がわかります。
商談の際にもし競合先のおおよその値段がわかれば、かなりえげつない見積もりを提出することができちゃいます。
メーカーにとっても、競合製品の仕入れ価格はこれくらいだから勝つために努力してとかメーカー泣かせの要求をしてくる嫌な人材です・・(汗)。
そんな事を実際にやっていたかどうかは定かではありませんが、すくなくともその人は機械商社を転々として、現在籍を置いている商社ではエリア統括部長まで出世してましたよ。
まあ、機械商社からしてみたら、業界通で交渉に強く、自社に利益を出してくれる人材ですから、社会的な慣習はどうあれ雇用する事にやぶさかではないのでしょうけど。
もし、あなたが同業他社に転職して商談で古巣の企業とバッティングしてしまった場合は、ちょっと気まずいことになるかもしれませんね。
もし転職後に人目が苦痛に感じるだろうと思うなら、以前とは違う商材を扱うようにした方が良いと思います。特段、いやな思い出が前の勤務先にあるのであれば、その商談を勝ち取ってやるといい気分になるかもしれません。
企業間でのもめ事は結構な大事になったりしますから、火中の人になるようなことは避けた方が身のためだと思います。
ある程度の規模の企業の場合、同業他社への転職は「数年間は同業他社への転職をしない」という契約書にサインを書かされると記憶してます。(秘密保持上の契約だったと思いますが今も存在しているかは確認したことがないです)
僕も産業機械メーカーから離職した経験がありまして、そういう契約書にサインをした覚えはないのですが、その当時の上司との談笑中にそういった話が出ていたのを思い出しました。
産業機械メーカーからの場合、そこからの同業他社への転職というのは結構厳しい目で見られるのだと思います。営業であれば顧客リストや製品価格、技術職であれば製品の設計/開発知識から製造ノウハウまで、競合に悪用されれば企業活動に致命的なダメージを与える情報を持っていかれてしまうのですから大きな問題です。そのため、企業としてはサイン入りの契約書で同業他社への転職を防ぐというのが一般的だそうです。
正直、サイン入りの契約書ですから法的拘束力がありますので、契約書に同意してサインをいれた時点で同業他社の転職はしない方が無難だと思いますよ。
そういった契約書を求められなくても社会慣習で同業他社、競合への転職は避けるというのもあるみたいで、受け入れ先の企業でも一応、忌避されたりするみたいですが。相手先からの引き抜きとかなら別にわからないと思いますが、バレたら問題になりますね。
どうしても同業他社で働きたいなら、一般的な転職活動の他にツテや引き抜きを受ける方法を探ってみてはいかがでしょうか?転職支援企業を利用するのであれば、転職希望の条件を細かく伝えてヘッドハンティングの情報を待つ方法もありますよ。