経理3年目の20代後半の者です。前職は保険会社に勤めていましたが、あまりの激務で経理職に転職しました。今の会社は経理経験を積むために入りました。ゆくゆくは大きな会社に転職し、経理キャリアを積んで、会社経営に参加できるようになりたいと思っています。
今の会社は経理が5人いて、決算業務を担当している人が1人、ほかは日常業務をメインにしています。入社した時に「ゆくゆくは決算業務も覚えてもらいます」と言われていますが、少しゆっくりした会社で、会社規模も大きくないなので、早めに転職するもの手だと考え始めました。
できることなら連結会計をするような上場会社に就職したいです。まだ経理歴が浅いですが、年齢から考えると早めに転職した方がいいと思っています。
一方で、多くの求人は「決算業務経験者必須」「決算業務経験者歓迎」という文字が多くあるので、今の会社で決算業務をこなせるようになってから転職した方がいいようにも思います。
決算業務を経験してからの方が転職は有利でしょうか?また、転職後の業務もスムーズでしょうか?
経理歴と年齢を加味した場合、みなさんはどう思われますか?
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回答
4件の回答
経理サイドから上場会社の経営に参加するのは厳しい気がしますね・・・。転職するなら、決算業務を経験して、会計士の資格を取って監査法人の方がいいような気がします。
大きな会社ほど経理サイドから役員に上り詰めるのって大変なんですよね。特に上場会社。しかも連結決算となると、前の方もおっしゃってますけど、経理は情報提供くらいで意思決定にはほぼ加われないです。
であれば、別ルートとして監査法人などで知見を積んで非常勤取締役くらいが順当だと思います。もしくは取締役の会計的な補佐として会計参与も狙えます。
日本の企業は下から上り詰めた人が役員になる傾向がありますが、大きな会社になると外部の目を取り入れる傾向が出てきます。非常勤取締役になれるかどうかはその時のご縁なので何ともいえませんが、こういうルートもあることは覚えていて損はないです。
経理業務を経験せずに監査法人に就職する人もいますが、根っこがない気がします。決算業務を一通り経験しておくと素地が違います。また、転職活動をしているとエネルギーを使うので、会計士の勉強と平行するのは大変だと思います。一本に集中して、資格を取ったら転職、くらいでいいのでは?
どんな決算業務をするかによって変わってくるのではないでしょうか。
ご存知のように、会計といっても3つありますよね。財務会計、管理会計、税務会計。
どの会計も基礎は同じですが、目的によって処理が異なるのは知っての通りです。
株主・債権者に情報提供する財務会計。
経営者に意思決定情報を提供する管理会計。
税金を正確に納めるための税務会計。
3つの会計の中で一番人気のあるのは管理会計だと思います。管理会計を業務として、経営に加わることを目的に経理キャリアを描いている人も多いのではないでしょうか。
しかし、経理で管理会計をすることはできても、経営に加われる人は部長クラスです。基本的には意思決定に使える情報を提供するだけで、メインは財務会計と税務会計になると思います。
連結決算をするような上場会社に転職して会社経営に参加するのは至難の業だと思いますので、
経営に参加したいのであれば、それほど大きくない会社に転職するのがいいと思います。
また、いまの会社の決算業務が管理会計メインなのであれば、いまの会社に居続けるのもありだと思います。
いまの会社にいても管理会計に携われないのであれば、もう少し様子を見てから転職を考えるのはどうでしょう。財務会計の決算業務も税務会計の決算業務も基礎となるものは同じですので、決算に慣れていた方がいいと思います。
あまり乗り気にならないかもしれませんが、決算業務を経験するとそれまで見えていなかったものが見えてくると思いますよ。
参考になれば幸いです。
私は決算業務をしてから転職した方がいいと思います。転職に有利・不利という話の前に、決算とはどういうものかを身体で感じてからでも遅くないからです。決算を経験していない経理は経理職としては不十分で、経理業界では通用しません。経理事務レベルです。
簿記などを勉強されているのか分かりませんが、頭の中で思い描いている決算業務と実際に経験した決算業務は全然違います。決算ってこんなに大変なんだと分かってから転職しても遅くはありませんし、こんなに大変ならこの会社でもっと学ぼうという気持ちになるかもしれません。決算業務に携われるのであれば、早い内に経験しましょう。
連結決算をする上場会社に転職すれば、うまくいけば決算業務に携われるかもしれませんが、ほんの一部分です。そもそも決算業務に携わる前に一生が過ぎるかもしれません。決算業務は貴重な経験なので、積むにこしたことはありません。
次に決算業務の経験が転職に有利か不利かですが、私は有利だと思います。
正確には、「決算業務を経験せずに転職するのは、転職に不利」というニュアンスです。決算業務をせずに転職すると、もう1度似たような業務から始めることになるからです。そして周りには自分より先に入社した人がいて、より専門的な業務に携わっているはずです。決算業務に携わるには、それらの人を追い抜く必要も出てきます。
経理事務でいいから転職したいとか、いまの会社の職場環境が悪いというのであれば話は別ですが、会社の環境などが同じという条件の下では、決算業務の経験は大きな武器になると思います。
年齢もまだ30を過ぎていませんし、経理歴も比較的短いので、私であればもう少し腰を据えて経理を学ぶ道を選びます。転職を考えるのはその後ですね。
連結会計をするような上場会社の会社経営に参加されたいとのことですが、
見通しが甘いように思います。
前職がどのくらい激務であったかは分かりませんが、質問者さまが望まれている会社の経理業務もかなりの激務ですよ。
いまの会社が少しゆったりしているようですので、経理が楽に思えるのかもしれませんが、業務量と業務内容は覚悟していた方がいいと思います。
それに経営に参加したいとありますが、それほど大規模な会社であれば、少なくとも20年はかかると思います。競争もシビアで、経営に役立つ会計情報を伝えることはできるかもしれませんが、経営そのものはそう簡単にはいかないというのが私の印象です。
決算業務を経験していた方が転職に有利なのは間違いありませんが、目指す場所が場所ですので、早めに転職して、転職先で周りの人からの信頼を得た方がいいと思います。
小さい会社の決算業務が簡単という訳ではありませんが、連結決算をする会社の決算と比べれば雲泥の差があります。まずはそれを体感するところからではないでしょうか。