人材紹介会社の法人営業について詳しく聞きたいです。具体的にどのようなやり取りをして、契約締結まで進むのでしょうか?
また、やり辛い担当や、やりやすい担当などそういったことはあるのでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。
質問
人材紹介の法人営業について92view
最新の専門家コラム
-
40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
-
転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
-
合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
-
転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
-
会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
4件の回答
私の勤めている会社も人材紹介を利用していますが、いわゆる「やり辛い」企業だと思います。
以前は人材紹介を利用することなく、媒体に載せて採用活動を行っていましたが、なかなか良い人材と会うことが出来ていませんでした。新卒の採用もギリギリな状況でしたので、採用活動のテコ入れのため、外部から人材業界出身の人事コンサルタントを入れました。
それからどの人材紹介を利用するか、利用するにあたってどのような条件で進めるか、などのコンサルを受けた後、こちらから人材紹介会社にアプローチを行いました。事前に理論武装を行った上で、契約締結まで話を持っていきました。人材紹介側はわかりませんが、少なくとも弊社ではかなりコストを抑えられた状態での契約を結んでいます。
コンサルを受けて一番感じたことは、「人材紹介会社は、取引先の企業がいないと成り立たない」ということです。企業側の立場からすると、人材紹介会社の言いなりになってはダメで、どこまでこちらの要望を通すかが必要になってきていると思います。もちろん強気に行き過ぎてしまうと、そもそも契約が結べないので線引きは必要ですが・・・
前の方も回答していますが、結局のところ、しっかりと人材紹介のことを調べている企業はやり辛いのだと思います。相手は営業職、こちらは人事職な訳ですから、トークでは敵いません。ですから、徹底的に調べて対策をすることが大事です。
最近はどの企業もやり辛くなってきたなー。
やたら人材紹介に詳しい企業も多くなってきたので、お試し感覚で利用する企業の数が数年前と比べると全然違うよ。営業掛けても間に合ってますって言われるし、手数料の話までできても、「うちの方針はこのぐらいでやってます」って言い切るし。だから今はどの人材紹介もやり辛くなってるんじゃないかな。
ちなみにやりやすかった時は、一日に数十件の新規契約を取れる時もあった。「採用するまでは無料」って言葉にどの企業も魅力を感じてくれたんだね。営業の仕方やトークなども変えないとダメなフェーズになってきているね。
やりやすい・やり辛いの定義が何とも言えないけど、僕の中では人材紹介を知らない企業はやりやすくて、そうじゃない企業はやり辛いって感じかな。
人材紹介のサービスを詳しく知らない企業からすると、「無料で人材を紹介してくれる」ってイメージを持ってもらいやすいんだよね。もちろん採用に至ったら料金が発生するんだけど、そもそも採用が上手く行かない理由が分かっていないケースもあるので、アプローチがかけやすいって感じ。
逆に、人材紹介を詳しく知っている企業はやり辛いね。他社を利用していることがほとんどだし、手数料の仕組みとかも詳しいから足元を見てくることも多い。加えて、「この求人の人材は手数料○○万円」と企業側から提示してくるし、それに納得できないと返すと、「別の会社を使うから」の一言で終わってしまうこともある。
要するに情報をしっかり持っている企業かどうかが、やりやすさ・やり辛さに繋がっているイメージです。
新規と既存とで違います。うちの会社の話をします。
新規の場合、いろんな媒体で求人を出している企業に対してアプローチをする方法をとっています。求人を出している企業=人材を求めている訳ですから、基本的に取引相手として考えることが出来ます。逆に出していない企業を調べても意味がないですし、効率が悪いのでやりません。
媒体に求人を載せるのって結構コストがかかります。写真などを載せるかどうかによっても異なりますが、大体月に数十万以上かかります。しかもその間に応募が来れば良いですが、実際は来ないこともあり得ますので、掲載料だけ支払って終わりというリスクも十分にある訳です。
そこで新規営業を掛ける際のトークとして、人材紹介は「成果報酬型」という契約の話をします。要するに人材を紹介して、採用に至った場合に手数料を支払ってもらいますが、それまでは一切料金は発生しないということを説明します。そうすると大体の企業が利用してくれます。その後、手数料の支払う割合など細かな点を確認して契約締結となります。
既存の場合は既に契約を結んでいるので、どのようなやり取りをするかを回答します。
こちらから連絡をするというよりも、企業側から連絡が来て、それの対応をすることが多いです。求人の条件に変更があった時や、新規に求人を出す時などがそれにあたりますが、その際はヒアリングがほとんどですね。どういった人材を求めているのかを明確にしないと紹介が出来ないですし、求めている人材と離れてしまってはクレームの対象になってしまうので、かなり重要な部分です。
他にも長く取引を続け、安定して良い人材を紹介出来ている企業に対しては、契約の見直しに関する営業を掛けることもあります。簡単にいうと手数料のアップです。ここは企業側も譲れない場合がありますので、慎重に行っています。
あくまで一例ですが、こうしたことを複数の担当企業と毎日行うため、一日の大半は電話で終わることもあります。ですので、風邪をひかないように体調管理も気を付ける必要がありますね。