大学を卒業して都内のリース会社に就職して4年たちます。今の仕事もノルマを達成できたときにはやりがいを感じますが、数字をおってばかりの日々にむなしさを感じ、やっぱり好きなことを仕事にしたいと思って、出版業界の編集に転職しようと考えています。
編集といっても雑誌と書籍があり、両方とも好きなのでどちらを目指そうか迷っています。
色々とネットで検索していると同じ編集でも雑誌と書籍でずいぶん違うようです。
実際に働いている方から生の声を聞きたいと思っていますので、書籍編集と雑誌編集の違いを教えてください。よろしくお願いします。
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4件の回答
どっちはいいかは人によると思います。
現職がどのくらい忙しいのかは分かりませんが、どちらにいっても忙しいことに変わりはありませんし、プライベートな時間は現職よりも格段に減りますよ。
現職の雰囲気が分かりませんが、異業種の人が雰囲気としてなじみやすいのは落ち着いた雰囲気がある書籍、特にビジネス書を専門に出している出版社は編集っていっても著書が経営者だったり、取材先が企業だったりすることも多いのでスーツ着用のところもあり、普通の会社員っぽい雰囲気みたいですよ。仕事として覚えやすいのは雑誌の方かなあって思います。
どちらも経験できるところに入社してみてはどうですか?
ほんとごくたまに雑誌、書籍を両方取り扱っている大手出版社で未経験でも募集しているところがあります。ものすごい求人倍率になるそうですがダメ元でチャレンジしてみてはどうですか?多分、運よく入社できてもスタートは雑誌からだと思いますが、入社して数年後に書籍に異動することはできますよ。
未経験者でも出版業界に潜り込みやすいのはやっぱり編プロさんですね。
そこそこ規模のある編プロさんならば雑誌、書籍のどちらも取り扱っているので、どちらも経験することはできると思います。
上の人が違いを細かく書いているので詳細は割愛しますが、初心者が入るんだったら雑誌の方がページ数が少ないので入りやすいかもしれません。また、未経験者で書籍編集を募集しているところは少ないです。書籍編集の中途採用はほとんど書籍の実務経験3年以上が多いかと思います。
未経験でも書籍編集を募集しているところは、医学系や薬学系の専門書とか教科書や問題集を作っている学習系の出版社ぐらいだったような気がします。それらのところは編集経験というより知識がある人のみ募集しています。雑誌と比較して書籍の未経験可の求人は非常に少ないと思います。
雑誌、書籍問わず編集者の未経験可の求人は他業種に比べて少ないので、とりあえず雑誌から入って経験を積んでみることをお勧めします。
大まかにまとめると雑誌と書籍の編集は以下のような違いかと。どちらでも好きな方を選べばいいと思います。
【雑誌編集】
・編集長以下の複数人数でチームを編成して1冊の本を作る。
・編集長が作成した台割(※)をもとに各自が割り振られたページを担当する。
・週刊、月刊、隔月刊、季刊と定期的な出版サイクルがあり、書籍に比べて仕事のサイクルが短くて忙しい。
・自分がしたいテーマがあっても編集長からGoサインがでないとできないので、自由度は書籍より低い。
・職場の雰囲気は人の出入りが多くにぎやか。
・複数人と仕事をするのでチームを組んで仕事をするのが好きな人の方が向いている。
・目標販売部数や営業戦略を考えるのは編集長の仕事。ヒラの編集者は数字が弱い人が多い。
※台割:どのページに何がはいるか、総ページ数は何ページになるかといった雑誌、書籍などの印刷物の設計図みたいなもの。
【書籍編集】
・雑誌と違い以下の作業を一人で行う。
1. 書籍企画
2. 著者に依頼
3. 原稿編集
4. 書籍デザイン(の手配)
5. 校正
6. 校了
・目標販売部数や営業戦略を営業と一緒に考えるので、雑誌に比べたら数字に強い人が多い。
・雑誌と違い著者との打ち合わせが頻繁に発生する。
・編集部の雰囲気は雑誌と比べて静かなところが多い。
・企画会議が通れば、一連の編集作業は1人で行うため、コツコツと作業するのが好きな人の方が向いている。
・書籍の企画から出版まで約3~4か月程度と出版サイクルは雑誌に比べて余裕がある。
・忙しさに並みがあり、雑誌編集と比べてプライベートな時間がとりやすい。