短大を出てOA機器の専門商社で3年の事務職の経験を経て、編集プロダクションに転職して5年たちます。転職した当初は一日も早く仕事を覚えるため、がむしゃらに頑張ってきましたが、最近、連日の深夜残業や校了前の徹夜が辛くなってきました。
仕事自体に不満はないのですが、仕事量が多いのでプライベートの時間が思うようにとれません。20代後半にもなると結婚する友人も多く、私自身は結婚を約束している相手もいないので少し焦っており、出会い活動に頑張ってみようかなあと考えています。
編集の実務経験が5年あるので、プライベートな時間を確保するため、そろそろフリーになってみようかと思う反面、1人暮らしであるため定期収入が途絶えてしまうことにとても不安を感じているので、なかなか独立へと踏み切れません。また、今は会社員なのでオフィスで仕事してますが、フリーになったらダラダラ仕事をしてしまわないかという心配もあります。
先輩フリーライターの皆様、何がきっかけでフリーランスになったのか教えてください。
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- 編プロに勤めて5年たちますが、みなさんがフリーランスになったきっかけは何ですか?
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3件の回答
僕の場合は出版社で週刊誌の編集記者をしていたのですが、異動で漫画編集部に配属されたことがきっかけです。漫画を読むことは嫌いではありませんが、新人漫画家さんの発掘をしたり、漫画家さんの気分が載らないときに宥めて原稿を書かせたり、ネームが思い浮かばないときにネタを考えてあげたりと、漫画家さんと二人三脚でやっていく部分が多くて、僕にはそこまで他人の世話をべったり見るのが好きではないのと、プライベートをつぶして漫画に没頭しなければならないのが嫌で退職しました。漫画編集や小説編集の仕事は漫画や小説そのものに愛を持っていなければ無理だなあと思ったので。
言葉が悪いけど、一生懸命勉強して有名大学に入って、宝くじ並みの倍率と言われる大手総合出版社の内定を勝ち取って、政治や経済、事件などの社会性の高い記事を書いてたのに、何で漫画しか知らない幼稚な大人の相手をしなければならないんだろうって疑問に思いました…。これまで週刊誌で積み上げてきたことは何だったんだろうって。もちろん、漫画家さんの中には魅力的な方もたくさんいますよ。けど、魅力あるお話やキャラクターを考える素晴らしい才能と人格が必ずしも一致しているわけではありません。漫画家さんは癖のある人も多いので、ちょっとやってらんないなあって思ったのが理由ですね。
結婚前は広告制作会社にいて、就職・転職サイトの求人広告の制作スタッフとして働いてましたが、結婚後は旦那の転勤先についていかなければならないため、退職せざるをえない状態でした。
転勤先の地方ではあまり仕事がなく、年齢の割に他の職種の経験がなかったので就職したくても書類で落とされました。かといってスーパーやコンビニなどのパートも立ち仕事が嫌だったので、何をしようかと迷っていたところ、クラウドソーシングでWebライターの仕事があることを知り、試しに初めてみたことがフリーランスライターのきっかけです。
クラウドソーシングで仕事を始めた当初は、制作会社で外部スタッフに発注していた単価と比較してあまりの安さにびっくりしましたが、探せば単価の高い仕事もあるため、今はそちらに絞って仕事をして、扶養の範囲内で無理のないペースで仕事してます。
すべてチャットやメールでのやり取りで完結するし、私の場合は旦那が2~3年おきに転勤するため、就職しても長く勤められないので、クラウドソーシングでWebライターという働き方は向いています。
私の場合は、勤めていた出版社が倒産したことがきっかけです。
元々フリーになる気はまったくなくて、出版社時代も収入はあればあるだけつかってしまうタイプの人間だったので、倒産した直後はロクに貯金がありませんでした。そのため、次の勤め先が決まるつなぎとして、何人か知人の編集者に声をかけて仕事をもらったことが私のフリーランス人生の始まりでした。
私が元いた出版社が株やFX、投資信託などの金融商品のノウハウ本を専門にしているところでした。これらのジャンルは内容がかなり専門的で、あまりちゃんと書ける人があまりいないなのでけっこう重宝され、定期的に仕事がくるようになり、出版社を退職してから半年後ぐらいからは会社員の時代よりも給料がよくなったため、あえて就職する必要がないかなあと思ってそのまま続けております。
フリーランスになって3年たちますが、会社員自体と比べて自分で時間の調整ができるメリットもありますが、プライベートな時間が確保できるかといったら少し疑問に思うところがあります。相談者さんがフリーランスになってどれだけ稼ぎたいかにもよりますが、単純な原稿料だけ見ると稼げているように思えますが、その中から社会保険料、交通費、諸経費を賄うことになります。会社員だったらこれらのお金は別途支給されため、手取りで考えるとフリーランスより少なく思えますが、これらのお金込みで会社員時代と同じ年収をフリーランスで確保しようとするとかなりの労働時間が必要となりますので、安易にフリーランス=会社員よりゆとりがあるは大間違いです。また自分で支払った諸経費の精算もして確定申告も行わなければならないので、慣れないうちはかなりそれに時間をとられます。
相談者がフリーランスになるのはいつでも構わないと思いますが、そのあたりをお忘れなく。