大手プラントエンジニアリング会社の経理部門に勤務しています。学卒後直ちに経理部門に配属となり今年で15年目になります。
仕訳から月次決算、年次決算まで一通りの業務経験は積んで来ましたが、経理部門の人数が多く、業務分担が明確に分かれており担当業務の部分しか経験することができません。
管理職になれば全体を把握しながら業務ができるのでしょうが、管理職になるにはそれなりのステップを踏まねばならず、短期間では難しいものと考えています。
このまま一担当者として終わってしまう可能性も感じており、自分のスキルアップのためにも転職を考え始めました。
エンジニアリング業界は他の製造業とは違い、工場を持たない特殊な製造業ですから例えば製造業に転職した場合などに従来の業務知識・経験が通用するか不安もあります。
同じ業界から他の業界へ転職を経験した方に伺いたいのですが、エンジニアリング業界から他の業界への転職ってどうでしょう?ニーズはあるのでしょうか?
質問
プラントエンジニアリング企業の経理部門勤務です。転職を考えています。198view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
2件の回答
疑問を持ったまま勤務を続けるよりは転職することを勧めます。
エンジニアリング業界はマーケットの競争が激化しています。他分野からの新規参入、外資企業参入によって、小さなパイを大人数で分け合う状況です。
今後の見通しを考えると、よくて現状維持、右肩上がりの成長は望めないと思います。
従業員の処遇面も、給与・賞与が大きく増えることは期待できないでしょう、現状維持が微増がいいところかと。
能力に自信のある人は、良い求人案件があれば転職した方がいいです。
質問されている方は経理の経験者ですから業界不問で求人ニーズはあるものと思います。
キャリアアップ、収入アップを目指すのなら、まず転職活動を始めてみることをお勧めします。
私はあなたと同じ業界で20年程勤務した後に転職しました。在職時にはあなたと同じように定年まで一担当者で終わる不安を感じたこともあり、現在のお気持ちは理解できます。
この業界は企業規模が大きい→従業員が多い→昇進のスピードが遅い、業界だと思います。
若手管理職なんてどこを見てもいませんよね?
この業界、二つの選択肢があります。
一つは定年近くまで、我慢して勤務を続けること。
エンジニアリング会社は多くの関連会社を傘下に持っていますので、長年勤務すれば定年の時か定年少し前に関連会社管理職として再雇用される可能性が高いです。
報酬は高くなくとも、定年年齢を超えて勤務を続けることができます。
もう一つの選択肢は、転職し社外であなたのキャリアアップを実践すること。
エンジアリング業界は業種分類で「製造業」に分類されることから、あなたの会社でも原価計算をやっていますね?
経理の人間で原価計算の知識・経験があれば、転職先の幅は大きく広がります。
求人の中には、わざわざ「原価計算経験者」とわざわざ指定するケースもあります。
あなたの年代で経理経験があり、しかも原価計算の知識があれば転職先を見つけることは難しくはないと思います。
まずは転職サイトに登録し、めぼしい求人案件に応募してみてはどうでしょう?