結婚式関連業界でお仕事している方が、今まで一番大変だと思った出来事(仕事)はなんですか?結婚式は一生に一度なので、お客さんもわがままを言ってくると思いますが、今まで一番大変だった仕事や出来事を教えてください。
質問
結婚式関連業界今まで一番大変だと思った出来事(仕事)79view
最新の専門家コラム
-
40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
-
転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
-
合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
-
転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
-
会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
4件の回答
体調不良の新郎新婦の婚礼を担当したときは大変でした。
その年はノロウィルスがとてもはやっており、飲食業や結婚式業界の私たちは完全警戒して備えていましたが、なんと結婚式の前日に新郎新婦様がノロウィルスに感染してしまったというのです。幸い、症状はそんなに重いものではなく、日常生活はなんとか送ることができるレベルだったのですが、式場としてはノロウィルス保菌者が立ち入ること自体を禁止していました。ノロウィルスは吐しゃ物からの飛沫感染があったりアルコール消毒がきかなったり食中毒としては本当にたちの悪いウィルスで、このノロウィルスのせいで閉鎖してしまった結婚式場やレストランも多くあります。
そんなノロウィルスに感染してしまったのは、よりによって新郎新婦。
社内会議の結果結婚式は行うことになりました。
ただし、担当プランナー以外に消毒担当というスタッフを1名つけて行うことに。
消毒担当は新郎新婦に一日ついてまわり、触れたものすべてに塩素消毒液のスプレーをしてまわるというもの。どこに菌が飛ぶかとひやひやしながらもなんとか結婚式はお開きになり、二次感染もなくことをおえました。でも一日生きた心地がしませんでしたね。
その結婚式はかなりオーダーメイド色が強く、新郎新婦はこだわりの品をそろえてというものでした。披露宴の席にセットしてある引出物についても、もちろんこちらで手配するギフトではなく、ご自身で注文して、こちらの式場にもってきてもらっていました。
だいたい持ち込み(自分で用意する結婚式用品のこと)の場合は当日ではなく事前に内容の確認などするべく搬入してもらうものなのですが、たまたまこのお客様については当日宅急便での到着となっていました。
なんとなくご想像できましたか?
そうです。なんとその引出物が新郎新婦が当日到着しても届いていなかったのです。
大慌てでギフト会社へ連絡してもらうと、最終個数の確認の連絡がとれず、送れずにいたということだったそう。ということは、用意されていないということです。
披露宴開宴まであと3時間。お開きまで5時間。何とかしないと!ということで、担当のプランナーが提携しているわけでもない、そのギフト会社に乗り込み一緒に商品の梱包をしにいったそう。結婚式の引出物には熨斗をつけるのが一般的ですので、熨斗をつけて、包装紙をまいてという作業を70個行ってタクシーで品物を持って帰ってきました。
なんとかお開きまでにセットすることができ、本来は披露宴の席にセットしてお渡しするものですが、お見送りの際に手渡しで対応することができました。
オリジナルウェディングといって自分たちで用意手配するケースは確かに選択肢が増えますが、確認作業などやはり素人が行うことなのでプロに任せてしまうのが一番低リスクなことなんだと、このケースを経て改めて感じました。
式場専属のヘアメイクをしています。
今の会社に入社して4年がたち、わりとどんなお客様もできるようになってきたと思い始めてきたころ、事件が起こりました。
なんと結婚式本番に新婦のドレスファスナーが裂けたのです。
今はビスチェタイプのドレスが主流なので、その方ももちろんビスチェのドレスだったのですが、サイズが本当にぴったりすぎるほどぴったりで、なんとか背中のファスナーをあげたという経緯だったのですが、セレモニーが終わり控室へ戻った時にファスナーが裂けてもう閉めることができなくなってしまったのです。
生地が破けてしまったのなら縫えばいいのでなんとかなるのですが、ファスナーについては修復の使用がありません。考えに考えてとった行動は大きめのコサージュをつけて隠すという対応方法でした。幸いそのドレスはもともとバックに飾りの多いドレスだったのでコサージュを追加しても大きく違和感を感じられずにすむことができました。
しかし、新婦はドレスを壊してしまったショックで泣き出してしまうし、披露宴の開宴は30分も遅れてしまうし、さんざんでした。
後日原因を調べたら、劣化したファスナーについては強い圧で破損することがあるとのこと。まだまだ勉強しなくてはいけないことがたくさんあると感じた一日でした。
町のクリーンアップです。
もともととても細やかな新郎新婦様で、注意しながら進めていたのですが、結婚式当日来館されると、「駅からここ(当店)までが汚かったので、招待しているゲストに嫌な思いをさせてしまうから、●●さんが駅からの道を掃除してきてください。」というのです。
言われた時は一瞬なんのことかわかりませんでした。まさか敷地外の掃除を限られた時間、限られたスタッフで行うなんて。でも新郎新婦様は本気でした。
仕方なく7月の猛暑の中、もちろん長袖のジャケットというフォーマルスタイルで、駅から徒歩8分の道のりを掃除しました。
1時間半のメイクの時間の中で目いっぱいやりました。
通常のプランナー業務はたまたま手が空いていた先輩にお願いして、何とか時間内で掃除をやりきることができました。
まさかウェディングプランナーになって真夏に町の掃除をすることになるとは思ってもいませんでした。